「天津飯」を注文して約2割が仰天… じつは地域によって“アレ”が違った
日本発祥の中華料理・天津飯。じつは地域によって違いがあることを知っていますか?
白飯にカニ玉をのせ、あつあつのあんをたっぷりかけた、日本発祥の中華料理・天津飯。じつは地域によってあんの味付けが違うことはご存知ですか? このたび、編集部ではその違いについて調査してみました。
■味付けは「甘酢」「醤油」「塩」の3種類
天津飯のあんの味付けは、関東は「甘酢」、関西は「醤油」が一般的。関西では、よりあっさりした味わいの「塩」を提供しているお店もあるそう。
また、関西発祥の中華料理チェーン店「餃子の王将」で提供されている天津飯のあんの味付けは、関西では「醤油」のみですが、関東では「甘酢」「醤油(京風)」「塩」の3種類から選ぶことができます。
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■約2割「天津飯のあんの地域差に驚き」
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「天津飯のあん」に関する意識調査を行なったところ、全体で23.2%の人が、「天津飯のあんの味付けが、地域によって違うことに驚いた経験がある」と回答。
なお、割合を男女別に見ると、女性が24.5%に対して、男性が21.7%と、男性に比べて女性のほうが該当率がやや高い結果となりました。
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■関西人「醤油以外の味付けがあるんですか?」
編集部が話を聞いた大阪府在住の30代女性は「醤油以外の味付けがあるんですか? 初めて聞きました!」とコメント。一方で、東京在住の30代女性は「甘酢しか知らないです」と話しました。
ちなみに、この記事を担当した大阪出身の編集部員は、東京の中華料理店で天津飯を注文した際、醤油あんではなく真っ赤な甘酢あんがかかっており、「間違えて注文しちゃった!?」と大変驚いた経験があります。
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■神奈川県民が「醤油あん」を初体験
そこで、本記事を執筆するにあたって、「甘酢あん」しか経験のない神奈川県出身の20代女性を連れて、大阪の中華料理店に行ってきました!
早速天津飯を注文すると、関西ならではの醤油あんをまとった姿の天津飯が到着。
醤油あん初体験の彼女は「中華街で食べるのと違って酸っぱくない!」と驚き、「親子丼みたいに甘くて、いつも食べる天津飯とは別物。めちゃくちゃおいしい! 好きになったのでまた食べたい」と笑顔で話しました。
地域によってれぞれ違った魅力のある天津飯。旅行をする際は、自分が住む地域のものと食べ比べてみるのはいかがでしょうか!
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■執筆者プロフィール
丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)