人と食事に行ったときに、「ここは奢ってもらえそう」と感じた経験はあるでしょうか? たとえ奢ってもらえそうな雰囲気でも、財布を出して支払う意思があることをアピールする人も多いようです。
■約7割、奢ってもらえると感じて…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「飲食店での支払い」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「奢ってもらえると感じながらも、財布を出すフリをした経験がある」と答えた人は、全体で71.8%。
fumumu取材班は女性たちに、飲食店の支払いで奢ってもらえると感じたときに取った行動について話を聞きました。
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①財布からお金まで出して
「会社の先輩と一緒にごはんに行ったときに、奢ってもらえそうな雰囲気だったんです。ただそのようなときにどう行動していいのかわからず、私は自分が食べた分のお金を手に持ち先輩に渡そうとしました。
しかし先輩は、そのお金を受け取らなかったんです。私はお金を財布に戻して、先輩に何度もお礼を言いました。奢られ慣れている人なら、もっとスマートな対応ができるのかもしれませんね」(20代・女性)
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②先に支払いを済ませておいた
「気前がいい友達は、人に食事を奢るのが好きなんです。その気持ちはうれしいのですが、さすがにいつも奢ってもらうのは申し訳ない気がしています。収入も、私とそれほど変わらないでしょうし…。
そこで私はその友達と食事に行ったときに、トイレへ行くフリをして会計を済ませておいたんです。そのときも奢る気がいた友達は、会計が済んでいることにびっくりしていました。
おそらく友達は、奢りたかったのかもしれませんが…」(20代・女性)
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③「奢る」と言われたのを断り
「年齢が近い会社の人たちと、一緒に飲みに行ったときの話です。一人の男性社員が完全に酔っ払っていて、気が大きくなっているのか『俺が払う』と言いだしました。
さすがにそれなりの人数がいるので、その出費は本人にとって痛手のはずです。きっと、酔いが覚めたときに後悔するでしょう。私は彼を必死で説得して、奢らせないようにしました。
後日、その彼にものすごく感謝されたので、止めて正解だったのでしょう」(20代・女性)
奢ってもらうのはうれしいものの、気を遣ってしまう人も多いのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)