マツコ、現代の“親子関係”に私見 約2割がその関係性に「違和感を感じたことがある」
マツコさんが変わりゆく現代の親子関係に私見。編集部では意識調査を行ってみました。
時代とともに変化していく親と子の関係。
以前タレントのマツコ・デラックスさんが、違和感を感じる現代の“親子関係”について言及し、話題になったことがありました。
■息子から見た父親は「良いヤツっす」
今年6月放送の『月曜から夜ふかし』（日本テレビ系）では、父の日に合わせて「夜ふかし的父の日ニュース」を特集。
番組のインタビューに応じたある親子の息子は、父の日にプレゼントしたタンブラーで父親がお酒を飲むと、酔っ払ってすぐに物を買ってもらえることを明かします。
この話を受け、父親が「酔ってるときに狙われるんです。大体もう目星つけてるんで」と話すと、息子はそんな父親を横目に「良いヤツっす」と言い放ち、それを聞いた父親は爆笑しました。
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■現代の親子関係は「馴染めないというか不思議 」
この一幕にマツコさんは「お父さんを『良いヤツ』っていう距離感あるじゃん。あれはあたし本当にまだ馴染めないというか不思議だよね」と、まるで友達同士のような親子関係に違和感を感じることを告白。
最近では「お母さんと息子とかで買い物に行ったりするっていうもんね」と信じがたい様子で話すと、関ジャニ∞の村上信五さんは「オレらはなかったな。小学5年生くらいから恥ずかしかった」と自身の経験を振り返ります。
またマツコさんが「でもさ、反抗期とかないとダメって言わない？」と尋ねると、村上さんは「聞くよ。大事な行事って聞いてますよ」とマツコさんの意見に賛同するように答えました。
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■約2割「友達感覚な親子関係に違和感」
そこで、fumumu編集部が全国の10代～60代の男女800名を対象に「親子関係」に関する意識調査を行なったところ、全体で19.2%の人が、「友達感覚な親子関係に違和感を感じたことがある」と回答。
その回答の割合を男女別に見ると、男性が20.8%に対して、女性が17.5%と、女性に比べて男性のほうが該当率がやや高い結果に。
なお、「とくに何も思わない」と答えた人が66.7%、続いて「好意的だと思う」と答えた人が14.0%でした。
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■50代女性「護るもの、という感覚 」
編集部が話を聞いた、30代の子を持つ50代女性は「よその家庭の『友達感覚の親子関係』を否定する気持ちは全くありませんが、自分のこととして考えるとどちらかと言えば『違和感を感じたことがある』になるでしょうか」とコメント。
「子供に対しては友達のような同格・横並びではなくて、無意識のうちに『護るもの』という感覚で行動しているように思います。幸い子供も大きくなって、一方的にこちらが守るような存在ではなくなったのですが、たぶんこの感覚は子供が中年になっても老年になってもずっと変わらないのではないかなと思います」と話しました。
価値観は人それぞれ。どのような考えかたでも子供を大切に思う気持ちは共通しているようです。
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（文／fumumu編集部・丸井 ねこ）この記事の画像（1枚）
