ワインに「氷を入れてほしい」と頼んだら… レシートに“ありえない記載”

レストランで美味しい食事のはずが、その後、レシートを見ると…。

ワイン

客の注文をウェイターは気に入らなかったようで…。あるレストランで起きた珍事件を『Mirror』など、海外メディアが報じました。


■ワインを氷付きで注文、レシートに「くそボーガン」

オーストラリアのメルボルンにあるレストランでは「ワインに氷を入れてほしい」と注文した客が、その後の支払いで渡されたレシートに愕然。

そこには注文した料理の代金内訳と共に「“くそボーガン”が注文したピノ・グリージョワイン、氷付き」という記載が。

この注文を打ったウェイターは「氷付きのワイン」の注文を受けた当時、少し怪訝な表情を見せていたそうですが、とくになにも言わず注文を受け取ったそう。


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■悪口スラング、客に使うべき言葉ではなく…

そんなウェイターですが、そのまま個人の感情を注文に打つという所業に出たようで、レシートにそのまま印字されてしまった次第です。

ウェイターが打った「ボーガン」とは、オーストラリアのスラングで「教養がない、頭が悪い、学歴が低い、素行が悪い」など、現地で「不良やヤンキー」に近い使われかたをする言葉。

決して人に対し使うべき言葉ではなく、ましてや客に使うべき言葉ではありません。


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■若手の女性スタッフが入力、店は謝罪

レシートの印字にはすぐには気づかなかった客ですが、その3日後に悪口を発見。ただちにレストランに苦情を申し立て、店側は謝罪したよう。

店の説明によると、担当したウェイターは、3ヶ月の試用期間で雇われていた若手の女性スタッフだったようで、印字されるとは思わず注文を入力していたといいます。

店側は「彼女の発言はレストランの価値観を反映したものではありません」とあくまで個人の見解とも説明し、被害を受けた客はその後もレストランを利用するといいます。


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■「人と接する仕事以外で職を」「伝説」

客がSNS上にアップしたレシートの写真は、その後、アメリカの大手掲示板サイト『Reddit』で拡散され、ユーザーからコメントが殺到。

あるネットユーザーは「人間として基本的な敬意を払った行ないができないのなら、人と接する仕事以外で職を探したほうがいいと思う」といった、ウェイターへの厳しい意見も寄せています。

なかには「ワインの温度はチーズと同じように風味に影響する。お金を払う側なのだから、自由に飲んでいいはずだよ」のほか「客への注意書きをレシートに残すなんて素人だな」といった声も。一部からは、問題を起こしたウェイターを「伝説」と呼ぶ声も上がっているようです。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず

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