人から怒られているときには、相手の話をきちんと聞いたほうがいいのかもしれません。
しかしあまりに話が長いなどすれば、つい他のことを考えてしまう人もいるようです。
■約7割、怒られているときに別のこと
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、怒られているときに別のことを考えていた経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「別のことを考えていた経験がある」と答えた人は、全体で75.2%。
fumumu取材班は女性たちに、怒られているときに考えてしまったことについて話を聞きました。
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①お昼になにを食べるか
「仕事の進めかたについて、先輩から指摘が入りました。私自身は人それぞれ違っても問題のないことだと思ったのですが、先輩はしつこくあれこれと言ってくるのでイラッとしてしまって…。
このままでは怒りが顔に出てしまうと思ったので、もう少し楽しいことを考えようと思いました。そこで私は、昼休みになにを食べるかを必死で考えていたんです。
話を聞かないのは失礼かもしれませんが、自分の心を守るための行動だったのでしょう」(20代・女性)
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②飲み会の余韻
「友達と飲みに行き家に帰ると、母が怒っていました。前日も遅く帰っていたので、なにかと厳しい母は許せなかったみたいです。しばらく母の説教が続いたのですが、酔っ払っている私はあまり聞いていなくて…。
その日の飲み会が楽しかったので、私の頭の中は余韻でいっぱいでした。母も今はなにを言っても無駄だと思ったのか、怒るのをやめてくれたんです。
ただ翌日に、母からチクチクと言われましたが…」(20代・女性)
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③他に急ぎの仕事があったため
「仕事でのミスが起きて、上司から注意を受けました。完全に私自身が悪いので、最初は上司の話をしっかりと聞いていたのですが…。しかしそのとき、急ぎの仕事も抱えていたんです。
そのためにだんだんと私の気持ちは、急ぎの仕事のほうにいってしまって…。気がつけば、上司の話をあまり聞いていない自分がいました。
これはいけないと思って、意識を上司のほうに向け直したんです」(20代・女性)
頭の中では他のことを考えていたとしても、聞いているふりはしていたほうがいいでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)