梅雨が明け各地を猛暑が襲う中、熱中症への注意喚起が日々行われている日本。
この暑さはアジア各国でも例外ではなく、様々な国で日焼け止めや日傘などを使用した「猛暑対策をとるべき」という風潮が広まっています。
しかし近日、中国の男子大学生が「女みたい」という理由で日焼け止めや日傘を拒み、7日間照り付ける太陽の下で過ごしていた所、皮膚が火傷のような状態になってしまったことが発覚しました。
■炎天下で対策を拒否
現地メディアの報道によると、今回被害に遭ったのは21歳の男子大学生・Aさん。授業の一環である校外学習に参加した際、日差しの下にいる時間が長いにも関わらず、猛暑対策を一切していなかったのだそうです。
見かねた同級生の女子が「日焼け止め塗ったほうがいいよ」「日傘入る?」と声をかけたものの、彼は「女みたいだし…」という理由で拒んだとのことでした。
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■太陽にあたっただけで肌が水ぶくれに…
1週間の校外学習期間を終えたAさんは帰宅後、自身の腕や背中が真っ赤に腫れていることに気付きます。
長時間直射日光にあたっていた部位には水ぶくれのようなものもできており、傷みに耐えられなくなった彼が翌日病院へ駆け込んだところ医師から「重度の日焼けで、火傷のような状態になっています」と告げられたのです。
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■皮膚がんのリスクも
「女みたいだし」という理由で日焼け対策をしていなかっただけで、長期にわたり通院せざるを得なくなってしまったAさん。医師はこの事例に対し「日焼けを甘く見てはいけません。今回は水ぶくれで済みましたが、このようなことを繰り返していると皮膚がんのリスクも高まります」「もしAさんのように肌が熱を帯びたり、水ぶくれが発生してしまった場合はすぐに病院で治療を受けるべきです」と警告。
日焼け止めや日傘といった対策はもちろん、やむを得ず日に焼けてしまった場合は氷で患部を冷やすなどその後の行動にも気を配って欲しいと語っています。
この猛暑の中では男女問わず日焼け止めや日傘を持参したほうが良さそうです…。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)