もし、一般人が長時間睡眠を続けると… 大谷翔平との「違い」にスタジオどよめく
睡眠にこだわることでも知られる大谷翔平選手。しかし、一般人が同じくらい眠ってしまうと…?
日本時間12日に行われるMLBオールスターゲームに、3年連続“二刀流”で出場するエンゼルスの大谷翔平選手。
「睡眠」にこだわっていることでも知られ、11日放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)でも、専門医が言及した一幕が。
■一般的に「7~8時間の睡眠」が理想
同日の放送には、睡眠障害の患者1,000人を診察してきた、愛知医科大学病院睡眠科・睡眠医療センターの医学博士である眞野まみこ先生が出演。
眞野先生によると、「一般的に睡眠時間は7~8時間確保するのが良い」とされ、「睡眠時間が6時間以下の人は、7~8時間の人に比べて、生活習慣病、うつ病、思考力低下など体に悪影響を及ぼし、死亡リスクが2.4倍高い」といいます。
さらに、睡眠不足の人は「食欲を抑制するホルモン・レプチンが減少してしまい肥満傾向」もあるのだとか。
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■じつは「長時間睡眠」も好ましくない
しかしその一方で、「長時間睡眠は致死率が4時間しか寝てない人よりも逆に高くなってしまう」と眞野先生。これには、スタジオもどよめいてしまいます。
フリーアナウンサーの望月理恵さんが「エンゼルスの大谷選手は10時間以上睡眠を取るっていう…」と質問すると、眞野先生は「必要な睡眠時間は日常の活動量によるところが大きい」と説明。
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■トップアスリートと一般人では活動量が違う
眞野先生は「大谷選手のようなトップアスリートのかたはハードな活動をされているので、体や脳を休息させるためには10時間以上のしっかりとした睡眠が必要になってくる」とも解説し、これにはスタジオからも納得する声が。
加えて、眞野先生は「(睡眠は)時間よりも質が大切になってくる」とも強調していました。
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■会見で注目集めた大谷の「睡眠法」
大谷選手は日本時間11日に、MLBオールスターゲームの前日会見に出席し、そこでも報道陣から「睡眠」に関する質問が飛び、注目を集めました。
大谷選手は、本拠地でナイターの試合が行われる際には朝食を取るために1度起きてまた眠り、9時~10時くらいにもう一度起きて食事を取ってから再び眠り、起きて球場についてから、また食事を取る…というルーティンを告白。
日本でも一斉に報道され、大谷選手が睡眠を大切にしている点は、多くの人々に生活習慣を見直すヒントも与えているようです。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)