「人は変えられない」は嘘? 相手を理解するための3つのアイデア

相手への理解を深めるには、どうしたらいい? 意識したいポイントをご紹介します。

上司と部下

「人は変えられない」とよく言われますが、本当にそうなのでしょうか? 今回は、相手を理解するために意識したいポイントについて、fumumu取材班が話を聞いてきました。

最初から「人は変えられない!」と諦めずに、自分から動くことで、相手との距離がグッと縮まるかもしれません。



①自分の本心を確認

「相手を理解するためには、まずは自分自身の本心を確認することが重要なんじゃないでしょうか。


たとえば相手にイライラしているだけかと思っていたら、実は自分のコンプレックスを刺激されていた…という場合もありそう。その場合は、相手の行動を変えようとしても意味がなくて、自分のコンプレックスと向き合わないといけないですよね。


自分の感情を理解していないと、ただ相手への怒りを膨らませるだけで、問題を解決できない気がします」(30代・女性)



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②タイミングを見計らう

「人との距離感を縮めるときに、とても大切なことはタイミングだと思います。同じ言葉をかけたとしても、相手のタイミングによって受け入れてもらえるか・拒否されるかが変わるから。


特にネガティブなことを伝えないといけないときは、相手がリラックスしているときや、落ち着いているときに話を切り出したほうがいいんじゃないでしょうか。


感情的になっているときや、単純に仕事や家事で忙しいときに声をかけても、話し合いの場についてもらうことすら難しいですよね。話をする最適な状況を作り出すことが、相手と理解し合うための第一歩だと思います」(20代・女性)



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③1回で解決しようとしない

「一度のコミュニケーションで解決しようとせず、継続的な対話を重ねることも大切だと思いますよ。人はとても複雑で、時期や状況によって考えかたが変化するものだから。


一度の会話や議論で、すべてを解決することは難しいんですよね。時間をかけて対話を重ねて、相手との信頼関係を築くことで、相手の感情や考えかたを深く理解できるんだと思います。


『忍耐強く向き合ってくれた』というだけでも、相手からの信用度は増すものですしね」(40代・女性)


「人は変えられない」という言葉は、確かに一理あります。ただ、それが相手とのコミュニケーションを諦める理由に毎回なってしまうのは、ちょっと寂しいですよね。

お互いの意見の落とし所を探す中で、相手の考えや価値観が変わることもありそうです。

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(文/fumumu編集部・nana

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