18歳の女子大学生を元交際相手が刺殺 谷原章介「止める手立ては…」

18歳の女子大学生が元交際相手に刺殺された事件。警察や親が介入して解決しようとしていた矢先の出来事だったと判明。

谷原章介

30日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、横浜市鶴見区のマンションの駐車場で、女子大学生が刺殺された事件について報道。

司会の谷原章介さんも沈痛な面持ちで遺憾の意を示し、警察の対応などにも言及しました。


■18歳の女子大生を元交際相手が刺殺

29日午前10時15分ごろ、横浜市鶴見区のマンションにある駐車場で18歳の女子大学生が倒れている状態で発見され、病院へ搬送されるも死亡が確認されました。

死亡した女子大学生は元交際相手に刺されたもようで、元交際相手の自称会社員の男が容疑者として逮捕されています。

報道によると、被害者は加害者のDVに悩んでおり、過去には「別れるなら殺す」と首を締められて通報したことも。加害者の暴力により2年間で合計4回警察に通報しており、警察側も「口頭注意、双方の親や親族に監護依頼」をしていたとも報じられています。


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■谷原「止める手立ては…」

番組では、遺族が被害者は元交際相手と1週間前に別れたばかりだったと話していることも紹介。また、6月22日の喧嘩の際に容疑者にリュックを奪われ、警察を通じて返却されたものの、鍵は帰って来なかったといいます。

上記の経緯を受けて、警察は被害者に「家の鍵を変える」ようにアドバイスをして、避難するようにも即していました。

谷原さんは「結果的にとても大きな事件に発展してしまいましたが、ここに行くまでに何とか止める手立てはなかったんでしょうか」と、防衛策について思いを巡らせています。


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■警察には「経験則や事例の蓄積がある」

事件の前日には、加害者が被害者のアルバイト先を訪れ、被害者の父親が駆けつけて話し合うという対応をしていたという情報も。

警察も親族も解決のために介入していたにも関わらず、起こってしまった今回の事件。フジテレビ解説委員の風間晋さんは「今回の場合、親御さんもなんとか解決したいとおやりになっていますけれども、16歳から18歳の女性にとってこんな事例は全部初めてですよ。親御さんにとっても初めてですよ」と考察。

さらに、「でも警察はこういう事例の蓄積とか対応した経験とか経験則があるわけじゃないですか」「だから『警察にとっても難しいですね』で終わらせちゃいけないんじゃないか、そういう風に思います…」と持論をのべています。


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■「暴力を振るわれたら距離を取る」ことを推奨

ストーカー被害を受けている側が「鍵を変える」「避難する」といったアクションが求められている理不尽さも浮き彫りになった、今回の事件。

谷原さんは「まずは女性を守ってほしいですね」とのべ、「一度でも暴力を振るわれたら距離を取る。それが大事かもしれません」と訴えています。

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(文/fumumu編集部・星子

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