冨永愛、最も過酷だったランウェイ明かす 「匂いもするし、汁も出てくる」

冨永愛さんが最も過酷だったというランウェイには、あるものが敷き詰められていて…。

冨永愛

27日放送の『スイッチインタビュー』(NHK・Eテレ)にモデルの冨永愛さんが出演。モデル歴26年の中で最も過酷だったファッションショーのランウェイについて明かしました。



■最も過酷だったランウェイは…

歴史学者の磯田道史さんが冨永さんの魅力に迫る今回のインタビュー。

10代の頃から世界の一流コレクションのモデルとして活躍してきた冨永さんが、最も過酷だったと語ったのは、イタリア・ミラノで開催された「2003ー2004 秋冬 ミラノコレクション」。

ランウェイにはバラの花びらが敷き詰めてあり、その上を「超ピンヒール」で歩かなければならず、その上を歩くと「花びらが潰れていくんですよ」「匂いもするし、汁も出てくる。もうツルッツル」な状態に…。

「こんな過酷なランウェイはないなって思う」ほど歩くのが大変だったと振り返りました。



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■過酷な経験も現在では「笑い話」に

磯田さんが「顔は真っ直ぐ向いて演技しなきゃいけないし」と気遣うと「これはいい経験でしたね」と冨永さん。

「どこまで力を入れたら滑っちゃうかみたいな。ここまでだな、とか。この足首のグリップの捻りかたやったら(足首が)いくな、とか、いろんなこと考えながら」ランウェイを歩いたと言います。

「多分今までの私の経験の中で一番過酷なランウェイでした」と振り返り、「でも、ちょっと笑い話ですね」とその場の笑いを誘いました。



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■常に意識するのは「全体的な雰囲気」

番組では、当時の映像も公開。堂々とランウェイを歩く冨永さんを見て、磯田さんは「滑る恐怖感は全く感じませんもんね」と感心します。

「顔に出せないですからね」と苦笑する冨永さんに、磯田さんは「すごいなー、かっこいいなーこれ」とすっかり見入ってしまいます。

冨永さんによると、ランウェイを歩く際は「全体的な雰囲気のほうを意識してる」とのこと。「ちょっとでもぎこちない動きとかをしてしまうと、やっぱり見てる側が現実に戻ってしまうから」と、見ている側がどう感じるかを常に意識しているそう。



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■「かっこいい」と反響呼ぶ

ランウェイを歩く際は「あくまでも非現実的な人として、なんだろ、作品として」歩いていると語る冨永さん。

同日の放送に、ネット上では「スイッチインタビューの冨永愛さんから目が離せない」「冨永愛観ててかっこいい女性もいいなと思った」「冨永愛さんすっごく美しいな…」との声が上がりました。

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(文/fumumu編集部・大島 あひる

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