ジャニー喜多川氏を取り上げた『報道特集』  “ナレーションの一部”に元テレビマン「巧みなミスリード」

ジャニー喜多川氏の性加害問題に切り込んだように見えた『報道特集』。しかし元テレビマンは「巧妙かつ悪質な構成」と指摘。

■「マスメディア」を省いた理由は…

しかし、なぜ紙媒体限定でミスリードする必要があったのか…。「答えは簡単」という長谷川さんは「そうしないと、TBSという自局の担当部署の適任者にインタビューを取らざるを得なくなるから」とコメント。

「“なぜ報じてこなかったのか”という問いに対して、テレビ局であればすぐに答えがでる。驚くほど生々しい証言が取れるはず」「間近に真実を知るインタビュー対象者がいるのに、やらない」と説明し、「結局は手の込んだアリバイ工作」と一蹴しました。

また、1982年から1985年までジャニーズJr.に所属し、ジャニー喜多川氏からの性被害を告白した石丸志門さんは、放送後『報道特集を見て感じたこと』と題して、ブログを更新。

「TBSは『これまで』報道してこなかった反省をしただけで、現在の『再発防止チーム』の問題点、多数に及ぶ被害者についての今後の事務所のとるべき対応については一切の言及はなく、僕にとっては何の意味もない番組でした」「何とも残念な内容だった」とコメントしています。


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■見せかけの本気?『報道特集』

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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