「自分が嫌い」から抜け出したい! 自己嫌悪を和らげる3つの意識

自分のことが嫌いなせいで、いろいろなことが苦しい。少しでも好きになる方法はある?

悲観 女性

自己嫌悪は、自分自身に対して否定的な感情を抱くことです。それ自体が悪いものだと言い切ることはできませんが、自分を否定する感情が、心の健康に悪影響を及ぼす可能性はあるでしょう。

「自分なんて嫌い」という感情から抜け出すには、どうすればいいのでしょうか? 自分を認めるために意識したいことを、fumumu取材班が聞いてきました。



①「嫌いな部分」で考える

「自分自身の嫌いな部分に対して、寛容な考えかたを持つことが重要だと思います。人間は完璧ではないから、嫌いな部分があるのは自然なことですよね。


『自分には嫌いな部分がある』というだけなのに、そこで『ダメな部分があるから、自分のすべてが嫌い』と考えてしまうから苦しくなるんじゃないでしょうか。嫌いな部分やダメな部分があっても、それが自分のすべてではないですから。


周りから好かれている人だって、長所があれば短所もあるのが当たり前です。嫌いな部分がひとつあるからと自分を否定していたら、自己評価のバランスが崩れて、どんどんつらくなってしまうと思いますよ」(30代・女性)



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②客観的な原因を…

「なにか失敗したときに、すぐに『自分がダメだから』と考えるのは危険だと思います。


自分以外の外的要因があるかもしれないのに、自分に原因があると決めつけるだけでは、問題をずっと解決できないままだから。たとえば仕事でミスをしたときも、いつも自分の能力不足というわけではないと思いますよ。


他の人からの共有がされていないとか、業務量に対して人員が足りていないとか、マニュアルがなくて仕事のやりかたが全体に周知されていないとか。客観的に物事を把握すれば、不必要に自分を否定することも減るんじゃないでしょうか」(20代・女性)



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③完璧を目指さない

「自己嫌悪の一因は、完璧主義にとらわれることだと思います。完璧を目指すのは素晴らしいことかもしれないけど、それが自己嫌悪やストレスを引き起こす原因にもなりますから。


ときには完璧主義を捨てて、そのままの自分自身を受け入れることで、自己嫌悪のプレッシャーから解放されるんじゃないでしょうか。


優れた結果を出すことよりも、プロセスや成長を重視したほうが満足できる場合もありますしね」(40代・男性)


自分のことを100%好きになる必要はありません。自分のことが嫌いなままでも、生きてはいけます。

ただ、なにかミスしたときに「原因はなんだろう?」と客観的に考える癖をつけることで、人生が少しだけ生きやすくなるかもしれないですよ。

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(文/fumumu編集部・nana

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