実生活でも音楽一家! ケルビン・ハリソン・Jr.の音楽的演技を堪能するなら『エルヴィス』
アンダー40俳優「イケメン」のススメ:ケルビン・ハリソン・Jr.。生粋の音楽家。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま「イケオジ」になるのが確実の、イケメン俳優出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『シュヴァリエ』の公開を記念して、同作で18世紀のフランスで活躍した主人公のバイオリン奏者を演じているケルビン・ハリソン・Jr.です!
■実在の古典音楽家
現在公開中の『シュヴァリエ』は、フランス人農園主の父と、アフリカ人奴隷の母を持った実在の音楽家、ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュの半生を描いています。
1745年、フランスに生まれたサン=ジョルジュは、バイオリン奏者、作曲家、剣士として才能を発揮し、マリー・アントワネットのいた宮廷の寵児となります。ところが、マリー・アントワネットの不興を買い、やがて危うい立場になっていくのですが…?
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■ジャズの申し子が
この稀代の音楽家を演じているのが、1994年7月23日、アメリカ生まれのケルビン・ハリソン・Jr.。
じつはジャズの聖地、ルイジアナ州ニューオーリンズ出身で、両親は共に音楽家。さらに自身も、名門ニューオーリンズ・センター・フォー・クリエイティブ・アーツでジャズを学んだ経験もある生粋の音楽人。サン=ジョルジュ役はまさにはまり役といっていいでしょう。
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■ブルースの王様に
そんなハリソン・Jr.のイチオシおすすめ出演作は、なんといっても『エルヴィス』(2022年)!
オースティン・バトラーが、「ロックンロールの王様」エルヴィス・プレスリーを演じた本作で、ハリソン・Jr.は、プレスリーと同時代に活躍した「ブルースの王様」B.B.キングを好演。ハリソン・Jr.の出演シーンは少ないですが、当時の音楽界を牽引していたプレスリーとキングが、本当に仲のいい「同志」だったことがわかるよう。ジャズが身に沁みついたハリソン・Jr.の音楽的な演技に、きっとのせられるはずです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)