自分より立場が上の人に対して、気を遣うのはよくあることでしょう。
しかし状況によって、後輩に気を遣った経験がある人も多いようです。
■約9割、後輩に気を遣って…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「後輩への対応」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「後輩に気を遣った経験がある」と答えた人は、全体で86.2%。
fumumu取材班は女性たちに、後輩に気を遣った理由について聞きました。
関連記事:不器用だけど一生懸命! つい気にかけたくなる後輩のタイプとは
①すぐに機嫌が悪くなるので
「うちの部署にいる後輩は、少し気が強いところがあるんです。もちろん、それがプラスに働くこともあります。しかし自分にとって不都合なことがあると、すぐに機嫌が悪くなるところはどうかと思うんです。
そんなときにはできるだけそっとしておくようにしているのですが、どうしても用があるときには話しかける必要があって…。こちらが気を遣ってしまうので、自分で『何をしているんだろう』と思いますね。
機嫌がいいときは、優しい子なのですが…」(20代・女性)
関連記事:他人から良く見られたいから… 約8割が人目を気にしてやったことに共感
②向こうも気を遣いすぎるため
「誰に対しても、腰の低い後輩がいます。私は彼女より1年上なだけなので、そんなに気を使わなくてもいいと思うんです。しかし後輩は、私にもペコペコと頭を下げて気を遣っています。
そこまでされると、なぜかこちらまで気を遣ってしまって…。たまに、その後輩には敬語になってしまうほどなんです。
できるなら後輩とはもっと距離を縮めたいと思っているのですが、今の状況では難しいでしょうね」(20代・女性)
関連記事:誰か言わなければ… 約8割が「人を注意する」ことに対して抱いている感情
③あまりにも落ち込んでいたので
「外出先から会社に帰ると、後輩がひどく落ち込んでいたんです。大きめのミスをして、上司から注意されたようでした。かわいそうに思った私は、言葉を選びながら後輩を励ましていたんです。
しかし後輩の返事はずっと元気がないままのため、そっとしておいたほうがいいのかもしれないと思いました。とにかくその日はずっと、その後輩のことが気になっていましたね。
翌日には元気になっていたので、安心したのを覚えています」(20代・女性)
お互いに気を遣うことによって、いいバランスが取れるのかもしれませんね。
・合わせて読みたい→他人から良く見られたいから… 約8割が人目を気にしてやったことに共感
(文/fumumu編集部・ニャック)