ガチガチの頭をやわらかく! 柔軟な考えかたを手に入れる3つのコツ
「その考えかたはおかしい!」と怒る前に。頭をやわらかくするヒントをご紹介します。
多様な考えかたを認めるために、たくさんの人が努力している現代社会。ひとつの正解を認める世の中より生きやすいイメージがありますが、中には「自分と違う価値観にギョッとしてしまう」と時代の変化についていけない人もいるようです。
ガチガチになった頭をやわらかくするには、どんなことを意識すればいいのでしょうか? 柔軟な考えかたを手に入れるコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①理解できなくてもいい
「新しく知る価値観に対して『理解できない!』とイライラするのって、あまり意味がない気がしています。
自分以外の人の考えかたを100%理解できなくても、それって自然なことじゃないですか? 『自分には理解できないけど、そういう人もいるんだな』と、自分とは違う価値観として認めるだけでいいんじゃないでしょうか。
理解できないことや、異なる意見や視点を、理解できないものとしてそのまま受け入れることが大切だと思います」(20代・女性)
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②時代の流れを自覚する
「自分が生きてきた時代のスタンダードが変わっていくことに、焦る気持ちはよくわかるんです。自分の人生が否定された気がするんですよね。
でも、時代の流れや常識が変わっても、自分自身が否定されているわけではないんですよ。いつまでも同じ時代だったら、そのほうが恐ろしいじゃないですか。
社会は常に変化し続けているから、自分が生きた時代のことは思い出として大切にしつつ、時代の流れを自覚することが重要だと思います。それぞれ、自分なりに時代に合わせて自身をアップデートしていくものですからね」(40代・女性)
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③知識を吸収する
「柔軟な考えかたを持つためには、知識の吸収が欠かせないと思います。新しい常識や文化を知らないと、それに合わせることはできないから。
自分が正しいと思っていた行動が、いつの間にか非常識になっている場合もありますよね。そこで『変わるなんておかしい!』と今の常識を否定するか、『自分のやりかたはもう古いんだな』と認めるかで、その後の人間関係が大きく変わる気がします。
本を読む、ウェブサイトやブログをチェックする、専門家や他の人から学ぶなど、知識を増やす方法はいろいろあります。知らないことを知るのは、単純におもしろいですよ」(30代・女性)
時代の流れの中でも、自分の考えかたそのものをいきなり変える必要はありません。
自分には自分の、人には人の価値観があると知るだけでも、社会が少しだけ平和になりそうです。
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(文/fumumu編集部・nana)