橋下徹、祭りの乱闘騒ぎに苦言 「警官は巻き添えをくらっています…」
東京・台東区で行われた鳥越祭りで、警察官も巻き込まれて殴られる乱闘が勃発。橋下徹さんは治安改善に期待。
12日、朝の情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）に、弁護士の橋下徹さんが出演。
東京・台東区の鳥越祭りで“乱闘騒ぎ”が起こったことに苦言を呈し、反響を呼んでいます。
■コロナ禍を超えて「4年ぶりの神輿」
東京・台東区で3日間に渡って行われた鳥越祭りは、巨大な千貫神輿（せんがんみこし）が4年ぶりに担がれるとあって開催前から話題になっていました。
コロナ禍では渡御が中止になっていたということもあり、当日は街中が熱気に包まれ大盛りあがりに。
番組では、神輿を担ぐ男性を取材し「いやぁいいですねぇ4年ぶりの神輿というのは」「やっぱり皆さんマスクを外して日頃の鬱憤をガッと爆発させるような情熱というのが…」というコメントを紹介しています。
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■「警察官も殴られている」動画も
その一方で「お江戸の喧嘩祭り」とも呼ばれる祭りとあってか、警察官の制止を振り切って乱闘する男性たちの姿も。いたるとことで乱闘騒ぎが勃発し、目撃者が撮影した動画には「警察官も殴られている」「公務執行妨害」という声が記録されています。
現場に居合わせた人の証言によると、ルール違反を注意された人物が排除されたことを不服として殴りかかったという経緯のようですが、一時現場は騒然。それでも午後9時すぎには、無事に千貫神輿が神社に到着し祭りが終了したと報道されています。
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■橋下徹「警官のかたには謝って」
祭りの映像を見た橋下さんは、「神社側の対応をこれからは期待したいと思います。ただ、お祭りって昔はですよ、古来、興奮状態になるのを前提としていた催し物でもあって、そのことで神とのつながりを感じたり社会の不満を発散させて安定させるとはね…。ある意味お祭りにはこういういざこざは前提になっていたこともあったかと思うんですが」と、一定の理解を寄せる前置きも。
一方で「今の時代はそれで『なんでもいいんじゃないの』とはもう言えないので、こういうことがあると全部中止ということになってしまいましから、神社側の対応を期待したい」「あと参加者の方とか乱闘したかたはね、警官のかたにはね謝りに行っていただきたいですね。警官は巻き添えをくらっていますから」と、乱闘した当事者の反省を即しています。
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■谷原「子供とか女性」を心配
司会の谷原章介さんは「せっかく開催できた催しですから、あんな中、とてもじゃないけど子供とか女の人は参加できないじゃないですか、楽しくやりたいですね」と呼びかけ。
橋下さんも、「来年以降は、しっかり祭りをやってほしいですね」と治安改善に期待を寄せていました。
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（文／fumumu編集部・星子）