仕事や生活のストレスにより、心身のバランスを崩してしまうことは珍しくありません。心と体の健康を維持するためには、どんなことを生活に取り入れたらいいのでしょうか?
fumumu取材班が、大人が取り入れたいメンタルヘルスケアのヒントをご紹介します。
①発散法のリスト
「ストレスや不安を解消するために、自分に合った発散法をまとめたリストを作っています。
効果のあった発散方法って、そのときは『スッキリした!』と実感しても、時間がたつと忘れてしまうじゃないですか。また調子を崩したときに効果があった方法を思い出せないと、リフレッシュできずにずっとモヤモヤしてしまうから。
ヨガやマインドフルネス、音楽鑑賞、森林浴など、ストレスを緩和できたと感じた方法があればスマホなどにメモしておくのがおすすめ! いざというときに、そのメモが自分を助けてくれますよ」(40代・女性)
関連記事:家の中でストレス発散できる? みんながやっている発散法を聞いてきた
②ストレスの原因を知る
「ストレスを軽減するためには、原因を理解することが重要だと思います。原因不明のモヤモヤがあるなら、そのときの気持ちをザッと書き出していくのがいいですよ。
『イライラする→どうして?→やる気が出ないから→やる気を出さないといけないのはなぜ?』と自問自答していくなかで、自分がどんなことに不満を感じているのか気づけるから。
なににストレスを感じているのか自覚しないと、解消法を探すこともできないですからね」(30代・女性)
関連記事:リラックスするつもりが逆効果!? 注意したいストレス発散法3つ
③カウンセリングで対話
「自分自身で解決できない問題があるなら、カウンセリングを受けるのもいいと思います。
日本では一部の人が受けるもののイメージがあるけど、国によっては調子を崩す前のセルフケアとしてカウンセリングを使うこともあるんですよ。私も定期的に受けているけど、人に話を聞いてもらうだけで気持ちがすごくスッキリします。
自分を絶対的に話題の主役においてくれるなんて、プライベートではないことだから。カウンセラーとの対話を通じて、自分の感情や思考が整理できて、新たな視点に気づくことも多いです」(40代・女性)
心身の調子が悪くなるのは、決して自分の弱さが原因ではありません。
自分にできそうな工夫を取り入れて、日々感じるストレスを少しでもやわらげていきましょう。
・合わせて読みたい→リラックスするつもりが逆効果!? 注意したいストレス発散法3つ
(文/fumumu編集部・nana)