ご近所さんとの関わりが希薄になりつつある昨今ですが、隣人との良好な関係が、生活に大きなメリットを生むことも珍しくありません。
今回は、実際にご近所さんに助けてもらった経験を、fumumu取材班が聞いてきました。
①干していた布団を…
「ある日、布団をベランダに干したままウトウトとまどろんでいたんです。そしたら、いきなりピンポーンとチャイムが鳴って。
モニターを見ると、正面に住んでいるおばあさんが焦ったように『雨、雨!』と連呼してくれていて(笑)天気予報だと晴れだったけど、いきなりパラパラと雨が降り始めていたんですよね。会うと挨拶する関係だったので、気を遣って教えてくれたみたい。
取り込んですぐにザーザーと本降りになったのでホッとしました。まったく関わりがなかったら、教えてもらえずに布団が濡れていたと思います。ご近所付き合いのよさを実感した経験でしたね」(30代・女性)
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②虫が出たときに…
「ある晩、自宅で虫が出たことがあって。あの、夏によく見る、黒い虫です! 本当に苦手で、実家暮らしのときは家族にすべてを託していたんです。
一人暮らしをしている中で初めて部屋に出たから、もうパニックになってめちゃくちゃに叫んでしまって。そしたら、お隣に住んでいる女性が心配で様子を見にきてくれて、最終的にスプレーで駆除までしてくれました。
虫くらいでこんなに騒いで本当に申し訳なかったけど、一人じゃどうしようもなかったので…。駆けつけてくれた女性のかたに、本当に感謝しました」(20代・女性)
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③停電中にヘルプを
「ある日、地震の影響で停電が発生したんです。一人暮らしで頼る人もいなくて、不安で外に出てオロオロしていたら、隣に住んでいるご夫婦がとても心配してくれて…。
うちに防災グッズがなにもないのを知ると、家からろうそくと携帯式ラジオを取ってきてくれて、一晩貸してくれたんです!
人付き合いのあたたかさを感じた経験でしたね。ピンチのときこそ、ご近所付き合いの大切さを実感するんだと思いました」(30代・女性)
女性の一人暮らしなど、周囲との関わりを慎重にならざるを得ない場合もあるでしょう。
無理に関わる必要はないですが、いざというときのために、挨拶くらいは意識してもいいかもしれないですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)