藤森慎吾、中田敦彦は“ヒーロー芸”と分析 「礼節をわきまえてクレバーに」と指摘も
自身の考えを伝えながらも、何度か「穏やかな生活をさせてよ」と訴えた藤森さん。
30日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾さんが自身のYouTubeチャンネルを更新。
相方・中田敦彦さんが前日に公開した動画の内容に本音を語り、「不用意に煽る必要はない」との苦言も…。
【動画】自身の考えを伝えながらも、何度か「穏やかな生活をさせてよ」と訴えた藤森さん
■藤森「平穏な暮らしがしたい」
29日「【松本人志への提言】審査員という権力」と題した動画をアップした中田さん。松本人志さんがあらゆる大会の“審査員”を務めていることに触れ、「少なくとも松本人志さん以外の価値観を持つ人たちにハンドルを渡し、お笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌をつくることで、お笑い界全体への貢献にも繋がる」と“提言”。「お笑い界は今、向き合わなきゃいけない」として伝えました。
藤森さんは冒頭で「平穏な暮らしがしたい。どうも藤森慎吾です」「あっちゃん、やってくれたな」とスタート。
仕事終わりに、各所から連絡がきたことで事態を把握したという藤森さんは、翌日には親しい小栗旬さんとの週1のゴルフで本来ワクワクしている頃であることを説明。さらに、ゴルフ前日の楽しみにしている回春マッサージをキャンセルして動画を回していることを明かし「気分的にはあまり良くない」と本音をこぼしました。
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■「活躍しているフィールドが明確に違うから…」
中田さんの考えと自身の考えは違うことを丁寧に説明しながらも、中田さんに対して「あっちゃんが出した動画の目的って…やっぱり、やったことがない、誰も言わないことをやる、ってことを芸としてやりたい人」「やってのけるぜ、俺は…っていう“ヒーロー芸”なんですよ」と分析。
これまでお笑い界の歴史でも、先輩に噛み付いたことで新たな歴史ができていたという流れを勉強しているうえで取り入れているのでは? 予想し「それはそれでいい」と理解を示します。
つづけて「松本さんを批判したことによって、新しい時代が作れるのかって思ったら、それはちょっと違うかなって思う」「活躍しているフィールドが明確に違うから、勝負のつきようがないというか…」と考えを述べ、「どうやって勝負するのかな? っていうのは単純に興味がある」と語りました。
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■中田に苦言「礼節をわきまえてクレバーに」
中田さんは40分以上のなかで熱弁していますが、ラスト10分ほどには、さらに熱を帯び「松本さんの映画を面白いか面白くないかって、誰も言わないんだよ、芸人が。口をつぐんでるんだよ」「『松本動きます』って岡本社長が動いてくるから。『岡本さん動かします』になっちゃってるから。あれ、社長より上? って」「俺で笑うためには知性が必要」などの口撃がつづきました。
藤本さんは「序盤・中盤は言ってることはわかるし、理論的に話してたけど、最後のほうとか、もう蛇足」「不用意に煽る必要はないし、単純に目上の人に対して失礼な物言いはしちゃいけないと思う」「大人ですから、礼節をわきまえてクレバーに意見すればいいのに」と苦言。
さらに、動画内で中田さんは「これ見てる粗品くん、どう思う?」と呼びかける場面もあり、相方のせいやさんも、ツイッターで怒りの反応を見せましたが、藤森さんも「粗品なんてかわいそうだよね、シンプルに巻き込まれてたもんね」と同情する一幕もあり、動画では何度か「穏やかな生活をさせてよ」と伝えました。
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