坂井真紀はナチュラル美人のお手本　武道の達人ような脱力感：顔相鑑定（209）

顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は公開中の映画『銀河鉄道の父』に出演している女優の坂井真紀さん。

小説家・門井慶喜さんの直木賞受賞作品を映画化。宮沢賢治の父・宮沢政次郎の物語で、役所広司さんが主演を務めています。

父の代から富裕な質屋で、長男の賢治を菅田将暉さんが演じ、坂井真紀さんは、政次郎の妻で、賢治の母・イチを演じています。

■シャープな目元をしていた20代

4代目リハウスガールとして芸能界にデビューした坂井真紀さんも53歳。20代の頃は少しクールなあっさり系美人の印象を持っていました。今は全く飾らず、何か達観したような眼差しが印象的です。

別人のようにお顔が変わりました。今回は、変わらない部分と大きく変わった部分について解説したいと思います。

「あっさり系美人」と書きましたが、それはシャープな目元の印象からくるものでした。改めて見てみると、鼻は肉付きがよくて大きく、口も大きくて唇が厚い口をしていました。

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■クールに見えて情熱系

鼻の肉付きがよくて大きいのは、健康的に優れていてバイタリティーがあることを表します。また、口が大きいのは積極性があることを表し、唇が厚いのは情熱的で仕事も恋も一気に燃え上がるタイプです。

この写真を見ると鼻が少し細く痩せてきたように見えるのですが、『銀河鉄道の父』の顔を見るとしっかり太さもあるので、この時は睡眠不足や体調がよくなかっただけだと思います（私は「鼻が弱くなる」と表現する）。

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■眉間に無駄な力が入っていない

大きく変化した部分は目元です。若い頃は眉尻が上がり気味の「上昇眉」をしていました。野心的でどんどん売れて目立ってやろうという人に多い眉です。

それが今ではほぼ平行で眉尻が下がった眉になりました。注目すべきは眉間で全く無駄な力が入っていないのです。「全身の力を完全に抜いたように脱力」していて、まるで武道の達人のような視線をしています。

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■美しいシワを人生の誇りとしよう

年齢を重ねることによってまぶたの脂肪が落ち、目が大きくなったことで、上まぶたがくぼみやすくなりました。目尻にシワもできました。

ハリウッド黄金時代に活躍したアメリカの女優・ローレン・バコールは「私のシワは努力して手に入れたもの」 と言いました。

日本顔学会2代目会長の原島博先生がまとめた『顔訓13箇条』には「美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう」があります。

メイクもナチュラルで表情もナチュラル。そして、加齢に対してもナチュラルな坂井真紀さんは、ナチュラル美人のお手本です。

★最新情報や写真鑑定のお申込みは「顔相鑑定士 池袋絵意知公式サイト」をごらんください。

【池袋絵意知】

観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『最強モテ顔講座』（オークラ出版）『顔相恋占い』（池田書店） 『あなたは何顔美人？』（WAVE出版）など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。

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（文／fumumu編集部・池袋絵意知）

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