優しく接してくれる人に、好印象を持つのは当然のことなのかもしれません。
なかには、その相手のことを好きになってしまう人もいるようです。
■約7割、弱っているときに優しくされ好きに
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「人からの優しさ」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「弱っているときに優しくされると好きになりそうになる」と答えた人は、全体で66.7%。
fumumu取材班は女性たちに、弱っているときに優しくしてくれた相手のことを気になったエピソードについて聞きました。
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①仲のいい同僚が退職して
「同じ部署でとても仲良くしていた同僚が、仕事をやめることになりました。さまざまな愚痴などを聞いてくれる存在がいなくなって、私は少し寂しい思いをしていたんです。
そんな私に気を遣った男性の先輩が、『大丈夫?』などこまめに声をかけてくれるようになりました。その気持ちがあまりにもうれしくて、彼女がいる先輩のことを好きになりかけてしまったんです。
大切な同僚がいなくなって、心が弱っていたのでしょうね」(20代・女性)
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②いい人だと気になり始めたときに
「仕事で忙しい日々が続いたせいか、私は初歩的なミスを繰り返してしまったんです。すっかりと落ち込んでいると、男性の先輩がいろんな言葉をかけて励ましてくれました。
そんな優しさに触れて、私はその先輩のことをだんだんと好きになり始めたのですが…。同期の女性から、『あの人は弱っている女性社員に優しく近づいて遊ぶのがいつもの手なので、注意したほうがいい』と言われたんです。
すっかりとその先輩の手に、引っかかるところでした」(20代・女性)
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③裏表が激しい人だった
「仕事を教えてくれていた先輩は、どんなにミスをしても受け入れてくれる心の広い人でした。そんな先輩に対して、私はすっかりと憧れを抱いていたのですが…。
その先輩が休憩のときに、他の社員の悪口を言い始めたんです。心が広いと思っていただけに、悪口を聞いたのがショックで…。きっと私のことも、裏でなにか言っているのかもしれません。
そこから、憧れの気持ちはすっかりと消えてしまいました」(20代・女性)
優しさに裏がある人も、一部にはいるようですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)