キャリアアップのためにできること。いろいろな方法がありますが、実際に効果がある方法となると選ぶのが難しいですよね。
なにを選べば、自分が望む結果にスムーズに辿り着くことができるのでしょうか? 今回は、自分がやってみてよかったキャリアアップの方法を、経験者に聞いてきました。
①上司にアピール
「自分のやりたい仕事があるなら、定期的に上司にアピールしたほうがいいですよ。こんな仕事がやりたい! と心の中で思っていても、誰にも伝わらないから。
声に出さずにいたことで他の人にチャンスを取られて、悔しい思いをするのもいやですよね。私も、上司とランチをしたときに『将来的に、こういうことをやってみたいんです』と軽く伝えたことがあって。
ちょっとした会話だったけど、数か月後に私の希望に近い業務を『これやりたいって言ってなかった?』と振ってくれたんです! 言えばすべてがうまくいくわけではないけど、言わないとなにも変わらないと思います」(30代・女性)
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②目標は具体的に
「目標を立てるときは、なるべく具体的に考えたほうがいいと思いますよ。『この仕事を完璧にこなせるようになる!』よりは『ミスが多いから、まずはミスを月4回以下に抑えよう』とか。
『上司に認められる人間になる!』よりは『自分のアイデアをまとめて、上司に提案してみよう』とか。
目標が曖昧だと、努力の方向性が定まらないんですよね。今の自分が実現可能な目標を設定することで、進む先がハッキリすると思います」(30代・男性)
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③ロールモデルを探す
「自分の将来の姿を明確にするために、ロールモデルを見つけるのはどうでしょう。同じ会社で憧れの先輩や上司がいるなら、その人の働きかたを目標にしてもいいですよね。
私も育休から復帰して以降、同じく子どもがいる先輩の働きかたを参考にして、自分に取り入れられそうな部分があれば積極的に吸収するようにしています。
手探りで進むよりも、参考にする人がいるほうが、自分がどう動けばいいのか考えやすいんじゃないでしょうか」(30代・女性)
人によって、どんな方法が合うかはさまざまです。
ただ、実際の経験者に話を聞くことで、未来のヒントを得られる場合はありそうですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)