「どうせ当たるわけないしな」と思いつつも買ってしまうのが宝くじ。しかし、もし高額当選しているくじをどこかに忘れてしまったら…?
近日、アメリカにて300万ドル(約4億円)の高額当選を果たしたくじが店員に横領されるという事件が発生し、大きな話題を呼んでいます。
■お客が忘れたくじをゲット→高額当選
「CBS NEWS」をはじめとする米メディアの報道によると、事件が起こったのはアメリカ・マサチューセッツ州。ある男性が1月17日に雑貨店でポテトチップスと4枚のロトを購入したものの、ポテチのみを持ち帰ったのだそう。
数十分後、他の客が「誰かが忘れたみたい」と店員のカーリー(Carly Nunes)に預けますが、彼女は出来心からくじを自分のものに。数日後に当選番号をチェックしたところ、なんと300万ドルの高額当選くじであることが判明します。
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■恋人の取り分は「これだけ!?」
カーリーは同僚であり恋人であるジョセフ(Joshph Reddem)にこの件を報告。2人は終業後、早速換金に向かいます。
無事賞金をゲットし、これでめでたし…と思いきやカーリーがジョセフに「貴方の分は20万ドル(約2400万円)ね」と告げたことから2人の喧嘩が勃発しました。
「4億もあるのに俺はそれだけかよ!?」「そもそも貴方のくじじゃないでしょ!」と激しく言い争いはじめ、周りがドン引きする程の大喧嘩に発展。見かねた職員が警察に通報したそうです。
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■喧嘩の結末は…
取り調べが進むうちに、カーリーは拾得物であるくじを不正に自分の物にしていたことが発覚。この場合2人に賞金を得る権利はなく「くじを盗んだ」扱いになり、立派な犯罪だと警察の口から告げられました。
数週間後、本来賞金を得るはずであった男性が無事発見され、賞金も全額彼のものになったとのことです。
一方カーリーとジョセフは窃盗未遂をはじめとする数々の罪状が課せられ、前科持ちになってしまったことがわかっています。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)