動画や音楽など、幅広いところで定額制サービスが導入されています。
そして勢いで契約したものの、まったく利用していないサービスがある人もいるようです。
■約2割、利用していない定額サービスあり
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「サブスクリプション」に関する調査を実施しました。
その結果、「お金を払っているだけで利用していない定額制サービスはある」と答えた人は、全体で20.5%。
fumumu取材班は女性たちに、使用していない定額制サービスについて話を聞きました。
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①スポーツクラブ
「ダイエットと体力向上を目的に、スポーツクラブに通っていた時期がありました。始めた頃にはきちんと通っていたのですが、仕事が忙しくなり行けない日々が続いてしまって…。
それからしばらくして仕事は落ち着いたのですが、スポーツクラブにも行かなくなったんです。モチベーションが、下がったのでしょうね。そこからずっと、お金だけを払い続けています。
解約手続きに行くのさえ、面倒に思ってしまって…」(20代・女性)
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②動画配信サービス
「周囲の人はみんな、なにかしらの動画配信サービスを利用しています。そこで『自分だけなにも契約していないのはおかしい』と思って、有名なところを利用し始めたんです。
ただもとから映画などをそれほど観るタイプではないために、すぐにその動画配信サービスを利用しなくなってしまいました。流されて契約しても、使わなければ意味がありません。
ただ『また、いつか観るかも』との気持ちもあり、解約できずにいるんです」(20代・女性)
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③YouTubeメンバーシップ
「一時期、とてもハマっていたユーチューバーがいました。その人のチャンネルのメンバーにまでなり、その気持ちがずっと続くと思っていたのですが…。しかし数カ月で、気持ちは冷めてしまいました。
その人が動画を更新しても、まったく観なくなってしまったんです。こんなに冷めたのであれば、メンバーシップはやめていいと思っています。
ただそれほど高い金額でもないので、そのままにしています」(20代・女性)
節約を考えるときには、定額制サービスの見直しをしてみるといいかもしれません。
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(文/fumumu編集部・ニャック)