「海の豚」と書く水族館で人気な“あの生き物”。あなたは正しく読めますか?
■『海豚』って何と読む?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に『海豚』の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「トド」と読むと答えた人が全体で19.1%。
続いて、「セイウチ」と読むと思うと回答した人が6.9%でした。
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■正しくは「イルカ」
なお、『海豚』の正しい読みかたは「イルカ」。
編集部の調査では全体で74.0%の人が正しい読みかたを回答していました。
水のなかで暮らイルカですが、動物学的には人間と同じ哺乳類 。クジラの仲間として知られています。
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■「海豚」は中国語だった
なぜこのような漢字で書くのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、じつは「海豚」は中国語。
古い中国の書物によると、イルカの顔が豚に似ていることから「海にすむ豚」ということで「海豚」となったそう。ちなみに中国語の「海豚」は「カイトン」と読み、「イルカ」ではありません。また「海豚」と書く以外に、「海猪」「江豚」「鯆」と表記されることもあります。
読みかたについては諸説ありますが、「イル」が「イヲ(魚)」で、「カ」が「食用獣」という意味で、「イヲカ(魚のような食用獣)」から変化したという説が有力なよう。または、よく入り江に入って来ることから、「イルエ(入江)」が転じたという説など、そのほか複数あるようです。
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■今なら親子連れが見られるチャンス
また、イルカといえば「イルカウォッチング」。
「イルカに会える島」として知られる熊本県・天草にある「通詞島(つうじしま)」の沖合いには、200頭以上のミナミハンドウイルカが生息しています。
季節を問わず、1年中出会える野生のイルカですが、ベストジーズンは、春から秋までの期間。ミナミハンドウイルカが5月から9月頃に出産期を迎えるため、タイミングが良ければ親子連れのイルカを見られるそうです。
ぜひこの機会に、イルカウォッチングに出かけてみては?
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)