木村昴、3文字のセリフに3時間… 声優を務めた『スラムダンク』での裏話を明かす
声優の木村昴さんが『THE FIRST SLAM DUNK』制作秘話を語りました。
5日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に、声優の木村昴さんが登場。
大ヒットを博した映画『THE FIRST SLAM DUNK』の監督であり、原作者の井上雄彦さんとの熱いエピソードを語りました。
■リアリティを追及した『THE FIRST SLAM DUNK』
完成するまでに7年の時間を費やしたという『THE FIRST SLAM DUNK』。その中でも、声優を決めるオーディションからアフレコまでは2年の時間がかかっていることを明かした木村さん。
お笑いコンビ・千鳥のノブさんは「こだわりが細かいんだ」と驚きの表情を見せると、木村さんは「そうなんです。劇場版のSLAM DUNKっていうのはとにかく実写版に近い、生々しいリアリティーのあるお芝居をやっていこうってことだったんですよ」と熱を帯びた様子で語りました。
関連記事:マヂラブ野田、スラムダンク声優交代の批判に苦言 「前の声優さんそのままの方が…」
■「かえせ」の3文字に3時間
主人公の桜木花道を演じた木村さんは、「かえせ」の3文字だけでも3時間かかったことを告白。「原作の先生が監督でいらっしゃるので『花道はそんなこと言わない』っていうディレクションじゃなくて、『面白い! そんな花道に僕まだ会ったことない。そんな花道もいるんですね。面白い! 初めまして』って言うんですよ」と当時を振り返ります。
井上監督のその言葉に触発された木村さんは「どうやって監督を驚かせようかっていうマインドになっていった」と自身の変化を告白。井上さんと話し合いを重ね、協力しながら桜木花道を作り上げていったことを明かしました。
関連記事:ミキ昴生、映画館でマナーの悪いカップルに怒り 「連れ戻したろうかと…」
■監督の言葉に感動した木村
木村さんは「井上監督がおっしゃっていたのは『二人三脚で一緒に桜木花道を作っている感覚がしてとっても楽しかった』って。これが僕は声優人生で忘れられない、本当に貴重な経験だったんだなって思うんですよ」と熱弁。井上監督の手腕にスタジオは圧倒されました。
木村さんが明かした裏話に、視聴者からは「THE FIRST SLAM DUNKの裏話が聞けるなんて胸アツ」「木村さん、リアルな桜木花道をありがとう!」と感動の声が続々と。SLAM DUNK旋風はまだまだ勢いを伸ばしそうです。
『人志松本の酒のツマミになる話』はTverで5月12日まで視聴可能
・合わせて読みたい→ミキ昴生、映画館でマナーの悪いカップルに怒り 「連れ戻したろうかと…」
(文/fumumu編集部・福井原さとみ)