マッチングアプリ生活をやってきて、いよいよ気づいたこと 「もう…残っていない」
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■「もう普通の人は、残っていない」
それは…そう、残っていない。だから、みんな焦る。早い人はもう30歳手前で焦り出す。私は、全然わかっていなかったのです。もう、いないって、こういうことだったのか。いわゆる「旦那さんにするには、ちょうどいい人」「ずっと一緒にいれるまともな人」は、もう売れている。これって、やはり真実だったのか? 認めなくないけど婚活市場はシビアだと言われるのが本当によくわかりました。
そんな世界でも、私の友人で奇跡を起こした人がいました。39歳までに結婚すると血眼になって相手を探していました。ただ彼女は冷静でした。「もうこの人なら、普通の旦那さんになってくれる、お父さんになってくれるだろうなって人でいい」「めちゃくちゃ好きとかじゃなくていい、結婚してくれる人なら」。
本当は大好きな人がいたけれど、相手はお金がない未来がない若者。彼女は泣く泣く別れ、日々婚活していました。そんな彼女に奇跡が起こりました。まさに”普通”の旦那さんを見つけ、39歳で1つ年上の人と見事、マッチングアプリ婚をキメたのです。心から感動しました。今でも幸せに暮らしています。この彼女が、私にマッチングアプリの良さを教えてくれた人です。
私は、結婚するなら運命的な出会いがいい、大好きな人がいい、そう思っています。「この人でいいや」は嫌だ…。けれど…残っていない説が。なので私は、彼女の真似をしてみることにしました。
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■婚活マニュアル本、制作
そう決めると次に引き寄せたのは、エンタメ性が高くてわりと若い人が多いマッチングアプリWの年下男性。しかも、写真を見ると、あれ? けっこうイケメン? 見た目がそこそこいいとすぐにテンションが上がる私。しかも、メッセージで「まほさん、いつ頃がよろしいですか? 早くお会いできたらなと思ってます」と向こうからのお誘い。丁寧で行動的。そして、普通。
この人でいいんじゃない? そう思いました。奇跡を起こした友人の真似をすることにしたので、彼女が常に男性に言っていたことを3点書き出しました。「初回から結婚前提と言う」「年齢を考えて今年中にしたいと言う」「それが無理でしたら、ご縁がなかったということで今回で終わりと言う」。これを婚活マニュアル本にしました。本番前に見ることにします。彼女はこうやって結婚相手を見つけました。結果を出したので、これが正しいはず…。
ただ、私がやってみると、どうなのでしょう…。そもそも私は人の真似なんてするようなやつだったか? 自分の頭で考えるべき? デート中、普通の旦那候補の彼は、随時赤面! 脈あり? セリフを決めたマニュアル通りのデートは上手く行くのか、乞うご期待♪
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(文/fumumu編集部・こいで まほ)- 1
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