「余計に結婚が想像できない…」 アプ活からの結婚相談所を経験して感じたこと

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

マッチングアプリでなかなか真剣交際ができない、いい所までいったと思ったのに失敗。挫折を味わい、結婚相談所でのお見合いを開始するも、あまりにも世界が違いすぎて動揺。

しかし、今は反省期。マッチングアプリで遊びまくっていた自分からの卒業。いただいた申し込みはほとんど受け入れ、結婚相談所でのビデオデートお見合いを重ねていきました。

そして、いよいよ、実際に会ってお見合いすることにしましたが…。

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■すべては結婚するため

私はまだ、マッチングアプリの”カジュアル男”たちと遊んでいた日々が脳内から消えませんでした。ああ、人生で最初で最後のイケメンパラダイス。しかし、本当の愛を掴むため、目指すは真剣交際からの結婚。どれだけ禁断症状が出ても、その気持ちは揺るぎませんでした。

それにしても、結婚相談所。毎日毎日チェックしても、お見合いオファーをいただいているのは”プロフィール写真が介護保険のパンフレット”なだいぶ年上のおじさまばかり。

これは、結婚相談所に問題があるんじゃないか? と、イチャモンをつけたくなります、が、今は、私は反省期。謙虚にいかなくてはいけません。そう、お見合いをいただいているだけで、感謝なのです。勘違いしてはいけません。私は、キャラが変わったかのように穏やかに、ひたすらビデオデートでのお見合いをこなしていきました。

登場するのは、前回、初お見合いをした歴史の先生の彼のような男性たち。ただただ1時間喋ってお別れの挨拶、仮交際に進むかすぐに決めなくてはいけない、婚活アドバイザー通してお断りし、終了。この繰り返し。


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■待ち合わせ場所にテンション爆上がり

これって意味あるのか…? そう思った私は、重い腰をあげました。ビデオデートばかりしてないで、会ってみよう。やはり会ったらまた違うだろうし、会ってこその出会い。婚活アドバイザーに、次からは、ビデオデートでなく対面することを伝えると「場所は決まっているので、そこに少しいい格好をして行ってくださいね」とのこと。

その場所とは…「帝国ホテルです」 !! なぬ!? 続けて「初回デートで、割り勘などの心配はありません、男性がごちそうしてくださいます。帝国ホテルのラウンジに待ち合わせとなります、皆さんスーツで登場しますよ」

ちょっとちょっと、それ早く言ってくれよ! そうなると、話変わってきますよ。だって、私といえば、レストラン予約大好き、高級ホテル大好き女ですよ。そんな楽しいこと、なんでもっと早く教えてくれないかなぁ! 一気に、テンションが戻ってきました。これが私。単純な女・私。

相手がどうとか関係なく、「婚活ファッションと婚活メイクして、帝国ホテルに向かう」この行動は初体験。ワクワクしていました。


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■帝国ホテルでお見合い

遅刻しないように早めに家を出ました。若く見え、清潔感のある服装を心がけました。まあ、無難に小花柄ワンピースです。いかにも、お見合いです。実際は、どんな感じなんだろう…。

結婚相談所アプリはメッセージのやりとりがないため、ちゃんと会えるか少し心配でしたが、ラウンジ前にスーツを着て、ソワソワしている感じの人は、1人しかいなかったのですぐにわかりました。

今回お見合いする人は、同い年の薬剤師さん。ルックスは、同い年よりも上に見えるおじさま。しかしお申し込みいただけることは、ありがたいことです。謙虚な気持ちでまいりましょう。

本当に心から感謝しています、ただ…デートがおもしろいかおもしろくないかで言ったら、全くおもしろくありません。それだけはいくら感謝したからって、どうにもなりません。結婚相談所だから、やっぱり固くなっちゃうのか? 雰囲気に引っ張られすぎてる? だって仮に、もし結婚することになったら、毎日帝国ホテルでアフターヌーンティーするわけじゃないんだから、この「お見合い」ってものは、もう少し自然体でもいいような気がする。

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