歳を重ねても寄り添えると思った相手と、人生の途中で離れる。結婚生活において、「離婚」は簡単な選択ではありませんよね。
一緒に暮らしている中で、離婚の兆候はあったのでしょうか? 大きな決断をした夫婦に、fumumu取材班が話を聞いてきました。
①会話ナシが当たり前
「離婚する前の1年間くらいは、会話がないのが当たり前になっていました。同じ家に暮らしているけど、お互いに相手をいないものとして扱っている感じ。
食事や寝る時間もバラバラで、知らない人とルームシェアをしている感覚でした。家に帰るのが嫌で、仕事帰りに同僚に飲みに付き合ってもらったことも数え切れない(笑)
今は離婚して一人で暮らしているけど、あの息苦しさがないだけで、離婚してよかったー! としみじみ思いますね」(40代・女性)
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②お互いを非難する
「やっぱり、喧嘩が増えたことかな。口を開けば喧嘩をして、冷戦状態になり、また喧嘩して…の繰り返しでした。
もう、そこまでいくとどっちが悪いとかではないんですよね。お互いに向こうを非難する言葉ばかり出てきて、本当にただの言い合い。話し合いとか、相談とか、そういう類のものではなかったです。
あるラインを超えた瞬間に、相手を敵だと認識してしまったんでしょうね。離婚したのは正解だったと思っています」(30代・女性)
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③外に癒しを求める
「家の居心地が悪いので、外に癒しを求めるようになりました。私の場合は趣味があったので、それに時間とお金を費やしていたけど、そういう状況で不倫に手を出してしまう人もいるんでしょうね。
家にいると、どうしても相手と顔を合わせてしまうから。『相手との接触をどう減らすか』を考え始めたら、近い将来に離婚もありそうな気がします」(30代・女性)
自分の人生を尊重するために、離婚を選択するべきタイミングもありますよね。
ネガティブなイメージが付きまとう「離婚」ですが、お互いの人生を生きるための決断だと思えば、晴れやかな第一歩だと言えるのではないでしょうか。
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(文/fumumu編集部・nana)