「あれもこれも完璧にやりたいのに、手が回らない!」と、自分の完璧主義な性格に追い詰められていませんか? 限りある時間の中で、すべてをこなすのは簡単ではありません。
心を少しゆるめて、自分に余裕を作ってみませんか。fumumu取材班が、肩の力を抜くヒントを聞いてきました。
①優先順位をつける
「まずは、物事に優先順位をつけることですかね。すべてを完璧にこなそうとしても、自分のキャパを超えたことは絶対に取りこぼしてしまうから。
うまくできなかったときにイライラするより、最初から力をどこに注ぐかを考えたほうが、自分の気持ちが楽だと思います。『今日は仕事が忙しいから、食事はお惣菜にして、洗濯は明日に回そう』と朝のうちに決めてしまうとか。
1日の中でやりたいことのトップだけに時間を使うようにすると、心に余裕が生まれるんじゃないでしょうか」(40代・女性)
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②減点法をやめる
「私の場合は、自分に対して減点法で評価するのをやめてから、本当に気持ちがおだやかになりました! それまでは、できなかったことばかり数えていたんですよね。
『あの仕事がまだ中途半端だ』『爪を整えようと思っていたのにできてない』『飲みかけのコップがシンクに置いたまま』とか。自分ができていることは無視して、自分に減点ばかりしていたんです。
今は、なるべく加点法で考えるようにしています。『時間がなかったけど、その中でも洗濯はできたぞ』『納期に間に合うように仕事を提出できた』って。考えかたを意識するだけで、余裕がなくてセカセカしていた今までの自分とはちょっと違うんですよね」(30代・女性)
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③休憩時間にアラーム
「休憩を忘れて作業に没頭して、終わっても一息つかずに次の作業に移ってしまうことが多いので…。私は、自分が休憩したい時間にあらかじめアラームをかけています。
しっかり休憩を取らないと、疲れが溜まって作業のクオリティも下がるんですよね。完璧主義な性格そのものを変えることは難しいから、日々の工夫で、少しでも心にゆとりを作るようにしているんです。
アラームが鳴ったら、集中していても、いったん作業はストップ! コーヒーや紅茶を飲んでいるうちに、体がガチガチになっていることに気づいたり、パンクしそうな頭に余裕が生まれていくのを感じるんです」(20代・女性)
「できなかったこと」を数えるより、「できたこと」を数えるほうが、その後のやる気にもつながりそうです。
毎日の「できた!」を数えて、努力家の自分自身をぜひ認めてあげてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)