ひろゆき氏、ジャニー喜多川氏の性加害報道に言及 「日本は、臭いものに蓋をする」
ひろゆきさんは「日本以外は自浄作用が働くんですけど、日本は“自浄作用が働かない国”」と苦言。
2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之（以下、ひろゆき）さんが14日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。
ジャニーズ事務所を創設した、故ジャニー喜多川氏の性加害報道について言及。日本について「“臭いものに蓋をする”という文化を変えない」と苦言を呈しました。
【動画】「日本以外はそういう自浄作用が働くんですけど、日本は“自浄作用が働かない国”」
■民法で報じたのはテレ東のみ
12日、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト（当時は岡本カウアン）さんは、外国特派員協会で会見を開き、Jr.時代にジャニー氏から受けた性的被害について語り、被害の実態が改めて浮き彫りになりました。
ひろゆきさんは「NHKのニュースで5分だけ触れたっていうのは見たんすけど」と話し、視聴者からテレビ東京でも報じられていたことを知らされると「テレ東は日経が親会社っていうこともあって、民法ほどエンターテイメントに振ってないのもあるかもしれないすけど、民法はやっぱりなかなか厳しい」「ワイドショーでも触れづらいんじゃないかと思いますけどね」と見解を述べました。
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■「触れなくても問題ないよね…となりつつある」
つづけて、ひろゆきさんは「触れなくてもそんなに問題ないよね…となりつつあるので、ここら辺で終わるんじゃないかと思う」と推測し、アメリカではじまった「#MeToo」運動について言及。
「#MeToo」運動が広まったキッカケとなったのは2017年、アメリカ映画界を代表する大物プロデューサーのひとりであるワインスタイン被告の、これまでに行ってきた数々の性暴力やセクハラが明らかになったことから。
このとき、被害者女性たちが証拠となるものがあったわけではないものの、多数の証言をもとに、ワインスタイン被告は2018年5月、強姦と犯罪的性行為、及び性的虐待で逮捕・追訴されました（現在ニューヨークでの有罪判決で23年の禁錮刑に服し、現在控訴中）。
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■日本は“自浄作用が働かない国”
そのほか俳優のケビン・スペイシーは、2017年に米俳優アンソニー・ラップが14歳のときにセクハラを受けたと告白。同様の告発が相次いだことから、映画界への復帰はまだ許されていない状態です。
ひろゆきさんは「#Metoo運動で一般の人も騒いで、新聞社が取り上げ、世界中でニュースになった」と説明。「アメリカは…というか、日本以外はそういう自浄作用が働くんですけど、日本は“自浄作用が働かない国”というのが今回また、証明されたかな…という感じがする」と語りました。
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