栗山監督、大谷翔平の二刀流を1つに絞らなかった理由 「色々言われましたけど…」
10日放送の『しゃべくり007』に、WBCで日本代表を優勝に導いた栗山英樹監督がゲスト登場。大谷翔平選手の二刀流について本音を語りました。
10日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)で、日本代表こと「侍ジャパン」を優勝に導いた栗山英樹監督がゲスト登場。
WBC後、初バラエティとなる同放送で、二刀流の大谷翔平選手について語りました。
■栗山監督とともに挑んだ二刀流
2013年に、栗山監督率いる北海道日本ハムファイターズに入団した大谷選手。懐疑的な意見があるなか、2人はプロでは異例の二刀流に挑み、16年には投打同時出場を本格的に解禁。
18年にエンゼルスに入団した大谷選手は、右肘や左膝の手術を乗り越えて投打で大活躍。この度行われたWBCでは、2006年、2009年につづく、14年ぶりとなる優勝に大きく貢献しました。
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■「1回も二刀流できないと思ったことはない」
司会のくりーむしちゅー・上田晋也さんが、「初期の頃、どっちかに数年後は絞らなきゃダメだろうな、なんていうのはなかったんですか?」と質問を投げかけると、栗山監督は「いや、本当に僕1回も二刀流できないと思ったことはないんですよね」と回答。
そして「今で言えば、佐々木朗希投手と村上(宗隆)選手が2人、ピッチャーとバッターあの中(大谷選手)にいるわけですよ。村上選手に『バッター辞めませんか?』って言わないじゃないですか。それ誰が言えるのかと思いましたよ。色々言われましたけど…。『いや、誰も言えませんよ、みなさん』っていうそんな感じですね」と説明します。
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■アメリカのスゴいバッターたちをも認めさせる大谷
また、上田さんが「栗山監督の英断で(大谷選手は)こんだけ世界1の選手になったわけですから」と称賛のコメントを送るも、栗山監督は「いやいやいや、そんなことないです」と謙遜。
そして、今回のWBCで分かったこととして、「アメリカの大スターが来てたじゃないですか、打線が。一緒にやってる感じを見てるときに、このアメリカのスゴいバッターたちが『大谷翔平は別格』ってこの選手たちも思ってるんだって分かった」と語り、しゃべくりメンバーを唸らせました。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)