中居正広、WBC決勝での裏話を語る 苦渋の決断とプロ意識に「さすが」の声

侍ジャパン公認サポートキャプテンを務めた中居正広さん。決勝の瞬間を見届けられなかった理由に「さすが」の声が。

中居正広

1日、タレントの中居正広さんが『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)にて、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)決勝を回顧。

キャスターとしての苦渋の決断に称賛の声があがっています。


■大谷VSトラウトは見られず…

優勝の瞬間となった、大谷翔平選手とマイク・トラウト選手が対峙する場面を見ることが出来なかったという中居さん。

優勝が決まればすぐに選手達へのインタビューをするとの目的があったため、キャスター席で試合終了まで見ている状態では間に合わなかったようです。

そのため中居さんが実際に試合を見ていたのは、8回裏までだったのだそう。大谷選手がブルペンからマウンドにあがってきたところを確認することまでは出来たとのことでした。


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■スタッフの気遣いに「大丈夫です」

8回裏の時点で、生中継を放送していたテレビ朝日のスタッフから「中居さん、(試合を)見たいですよね?」と聞かれたのだとか。

中居さんとしても当然、「見たい、見たくないって言ったら、生で見たい」との思いはあったものの、「僕は(インタビューの)スタンバイしなきゃいけないから」と答えたといいます。

スタッフの「いいですよ(試合が)終わってからで」との言葉にも「全然大丈夫です。行きましょ」と返したそうで、「切り替え早かったな…」と、当時の自身の言動を振り返りました。


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■中居班の役割は「声を拾う」

中居さんがそう思ったのには、制作チームそれぞれの役割のなか「中居班は声を拾う」との意識があったからなのだそう。「選手の声をオンエアにのせるっていうのが仕事。日本のWBCが始まる前の合宿とかキャンプでもそれをモットー」にしていたのだとか。

「最後の最後に僕が野球が好きで、この場面が見たい」との思いはあったものの「ここに来てる意味とか意義みたいなのは、一瞬でパッと過ぎった」と、プロ意識の高さをのぞかせました。


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■「直後の声を届けることができてよかった」

結果、直後のインタビューとしては村上宗隆選手にしか聞くことはできなかったものの、優勝セレモニー後には大谷選手を始め多くの選手、栗山英樹監督にもインタビューができた中居さん。

「いろんな情報番組にお届けすることができて、あのときスタンバイしたことで直後の声を届けることができてよかった」と思いを語りました。

これにはリスナーからも「かっこいい。さすがやなぁ」「中居くんの仕事に対する思いや情熱に涙が出る」「仕事人だなあ。プロだなあ」などの声があがっています。

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(文/fumumu編集部・宮崎 みやび

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