駅トイレに駆け込むも「諦めた」理由… 約4割の女性たちが経験していた
多くの女性たちが、様々な理由で諦めた経験アリ。なかにはマナーを問う声も。
外出先でトイレを利用する理由は様々。ときに女性用トイレでは、ちょっとした争いが繰り広げられることもあるようです……。
■時間がなく駅トイレに駆け込んだら…
編集部が話を聞いた30代女性は今年2月、会社の新年会のため、久しぶりに都心まで出かけたときのこと。
「テレワークで出かける直前までバタバタしてしまい、口紅を塗らないまま電車に乗りました。郊外に住んでいるため乗車時間も長く、マスクで化粧も崩れたため、お店に行く前に軽く化粧直しをしようと、時間が迫るなか最寄り駅のトイレに駆け込みました」。
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■金曜夜、気合い入る女子たち
「すると、私と同じような人がたくさんいて、パウダースペースには必死の形相で化粧を直す若い女性たちがズラり」と、かなり混雑していたそう。
同日は金曜の夜とあって、「『この後デートかな?』と思うような気合いの入った子もいて、『私は会社の飲み会だしなあ…』と譲るような気持ちで諦め、口紅を塗らぬままお店に向かいました」と話していました。
■約4割の女性たちが経験
fumumu編集部が全国の10代~60代の女性446名を対象に「外出先での化粧直し」について調査したところ、全体で37.7%の女性が「化粧直しができず諦めた経験がある」と回答。
多くの女性たちが、何らかの事情でトイレでの化粧直しを諦めた経験があるようです。
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■照明や周囲の目…諦める理由は様々
今回の調査では、トイレの混雑だけでなく「周りの目が気になってしまった」という声も。
ある女性は「大きい横長の1枚の鏡を、複数人で使うデザインのトイレで、皆自分のことしか見ていないとはいえ、周りが気になって諦めたことがあります」と話していました。
この他にも、インターネット上では「トイレの照明暗すぎるし鏡遠すぎて諦めた」と設備面の問題で諦めた人や、なかには「パウダースペースで弁当食ってる女子高生を二度見してしまった…」とマナーを問う声も。
混雑ばかりは仕方がないですが、1人でも多くの人が利用できるよう、周囲にも気を配りながら利用したいものです。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)