「眠れる森の美女」にはモデルがいた? 1950年代のディズニー制作映像が話題
ディズニーのアニメーション映像の「なめらかな動き」には秘密が…。
6日、ツイッターアカウントの「History Photographed」が投稿を更新。
1950年代のディズニー映画制作の舞台裏を公開し、注目を集めています。
■「なめらかな動き」が特徴のディズニー
数々の名作を生み出してきたディズニー。『シンデレラ』や『白雪姫』、『眠れる森の美女』『美女と野獣』など…作品名であれば誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
また今でこそ、CGアニメーションが駆使された映像が定番となったディズニーですが、昔のアニメーション映像では、キャラクターたちによる、その特徴的な「なめらかな動き」が見られます。
ひとつひとつの動作がリアルで、まるで本物の人間が動いているかのような再現度であり、見るものを引き付ける魅力があるこの動き。その制作の舞台裏をのぞいた投稿が、いま巷で話題となっています。
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■「ヘレーネ・スタンリー」が動きのモデル
歴史のひとコマを紹介する「History Photographed」では、1950年代のディズニーアニメーションの制作風景を公開。
制作現場では、スタジオの中央で「眠れる森の美女」のオーロラ姫に扮した女性がくるくると踊り、その様子を真剣に観察しながらスケッチをとるスタッフの姿が。この女性の正体は、アメリカの女優、ヘレーネ・スタンリーで、キャラクターの動きのモデルとなった人物です。
モデルを務めるようになったのは1948年頃からだそうで、同作品のオーロラ姫のみならず、名作のシンデレラ、また『101匹わんちゃん』に登場する飼い主の女性、アニータ・ラドクリフなども担当しています。
ディズニーアニメーション映像は、実際の人間の動きを観察して、細かくスケッチしたものからこそのあの独特な「なめらかさ」だったのです。
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■高度なスケッチ技術も話題に
この投稿には現時点で、500件以上のいいねがつくなどの反響が。ユーザーからは「スケッチしてるスピードが素晴らしい」など、ヘレーネの動きだけでなく、スタッフたちによる高度なスケッチ技術にも注目が集まっています。
そのほかに「この女性はどのくらい踊り続けたんだろう」といった声や「すごい! これは見事」「めっちゃ面白い」「信じられない」といった驚きの声が続々と寄せられています。
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