忙しいときには、とにかくやるべきことをこなしたいと思う人も多いかもしれません。
しかしあえて休憩を挟むことにより、いい方向に向かう場合もあるようです。
■約8割、忙しいときほど休憩を
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「休憩の取得」に関する調査を実施しました。
その結果、「忙しいときほど、きちんと休憩を取りたいと思う」と答えた人は、全体で77.9%。
fumumu取材班は女性たちに、忙しいときに休憩を取ろうと思った理由について話を聞きました。
関連記事:仕事のことを忘れたいから… 休憩時間に一人になりたい理由
①頭が回らなくなってきた
「急ぎの仕事がいくつか重なり、トイレに行くタイミングさえわからないほどに忙しさを感じていました。さらに、昼休憩さえも忘れるほどにがんばっていたのですが…。
しかしだんだんと、頭が回らなくなってきてしまいました。続けざまに仕事を処理して、脳が疲れてしまったのでしょう。そこで急いではいるのですが、勇気を出して休憩することにしたんです。
休憩から戻ると頭の回転も少し復活していたので、休んでよかったと思いました」(20代・女性)
関連記事:急いでいるときほど休憩を! 仕事に集中して取り組むための工夫
②周囲がピリピリしてきた
「繁忙期で社内全体が慌ただしく、うちの部署もみんなピリピリした空気になってきたんです。私もやるべき仕事がたくさんあったのですが、部署内の嫌な空気に耐えられなくて…。
とりあえず席を離れて、社員食堂でコーヒーを飲んでくつろぎました。忙しいので休憩している場合ではなかったのですが、あの中にずっといると息が詰まってしまうと思ったんです。
休憩から戻ると、相変わらずピリピリとした空気でしたが…」(20代・女性)
関連記事:オンオフを切り替えよう! テレワークのリフレッシュ方法3つ
③後輩も休憩が取りやすいように
「仕事が立て込んでいる場合、私は『休憩せずに、早く終わらせたい』と思うほうなんです。ただ自分が一番下のときには、その考えでもよかったのですが…。
しかし後輩ができてからは、積極的に休憩を取るようにしています。私がずっと働いていると、後輩も休憩が取りにくくなると思ったんです。
小さなことなので、後輩はなにも気づいていないと思いますが…」(20代・女性)
気持ちを切り替えるためにも、休憩は必要なのかもしれませんね。
・合わせて読みたい→急いでいるときほど休憩を! 仕事に集中して取り組むための工夫
(文/fumumu編集部・ニャック)方法:インターネットリサーチ
2023年03月10日~2022年03月13日 調査対象:全国10代~60代の男女1,000名
この記事の画像(1枚)