コメディーで輝く女優・ジェニファー・アニストン 映画『なんちゃって家族』のユニークな表情は必見
イケてる女優「イケジョ」のススメ: ジェニファー・アニストン。安定のコメディエンヌ。
いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『マーダー・ミステリー2』の3月31日公開を記念して、本作で、夫と共に難事件解決に向けて奮闘する妻、オードリー・スピッツ役を演じているジェニファー・アニストンです!
■国際誘拐事件解決に挑む夫婦
3月31日公開の『マーダー・ミステリー2』は、ニューヨーク市警の夫、ニック・スピッツ(アダム・サンドラー)と、美容師の妻、オードリーが、旅行先で殺人事件に巻き込まれる様を描いた『マーダー・ミステリー』(2019年)の続編。
私立探偵として事務所を構えるようになっていた2人が、今度は、国際誘拐事件に巻き込まれてしまいます。はたして夫婦の運命はどうなるのでしょうか?
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■コメディー部門制覇
同作で、妻オードリー役を務めているのが、1969年2月11日、アメリカ生まれのジェニファー・アニストン。シリアスなキャラクターも似合いますが、エミー賞、ゴールデングローブ賞で受賞した主演女優賞は、いずれもコメディー部門。やはりジェニファーには、コメディーがぴったりです。
夫役のアダム・サンドラーは、以前もご紹介しましたが、こちらもコメディアン出身のイケオジだけあって、ジェニファーとの相性は抜群。2人の息のあったおもしろコンビぶりは爆笑必至でしょう。
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■偽物が本物に近づくと
そんなジェニファーのコメディエンヌぶりが最も発揮されているのは、2013年の『なんちゃって家族』だと思います。
本作は、麻薬の売人デヴィッド(ジェイソン・サダイキス)が、麻薬を運び出すため、ストリッパーのローズ、少年ケニー(ウィル・ポールター)、ホームレス少女ケイシー(エマ・ロバーツ)と、偽の家族のふりをするコメディーです。
この偽物家族という最初の設定からしておもしろいのですが、赤の他人同士だった4人の間に、次第に本物の家族らしい絆が芽生えていくところが見ものです。ジェニファーは、デヴィッドの「妻」で、ケニーとケイシーの「母」にあたるローズを好演。ユニークな表情から、やがてほろりとさせるジェニファーの変化に注目です。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)