ミシェル・ウィリアムズ『マリリン 7日間の恋』(2011年):「イケジョ」作品のススメ
イケてる女優「イケジョ」のススメ:ミシェル・ウィリアムズ。永遠のキュート。
いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『フェイブルマンズ』の公開を記念して、本作の映画好きの主人公の少年、サミー・フェイブルマンの母ミッツィ主を演じているミシェル・ウィリアムズです!
■巨匠の映画監督を
現在公開中の『フェイブルマンズ』は、巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品。
主人公の少年サミー・フェイブルマンは、スピルバーグ自身が投影されており、映画に魅せられた少年が成長していく姿を描いています。
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■産み育てた母親として
同作で、サミーの父バートは、電気事業社で働く科学者で、現実主義者。そのせいか、息子への愛情は十分あるものの、息子が映画という芸術にのめり込んでいくことに、手放しでは喜べません。
一方、芸術家肌の母ミッツィは、バートの映画にかける情熱を応援してくれます。
そんな両親に育てられたサミーは、どんな道を歩むのでしょうか?
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■愛されてやまないキュートさ
このサミーの母ミッツィを演じているのが、1980年9月9日、アメリカ生まれのミシェル・ウィリアムズ。同作では、明るくキュートな母親に扮していますが、ミシェルはまさにキュートな役が似合います。特にミシェル独特のやわらかいしゃべり方が、そのキュートさ最大の秘密。
そのキュートさが最も発揮されているのが、『マリリン 7日間の恋』(2011年)。
本作でミシェルが務めているのは、永遠の銀幕スター、マリリン・モンロー。様々な女優がマリリンを演じていますが、ミシェル版マリリンは、群を抜いたキュートさ。どことなくはかなげで、それでいて芯の強さを持つような、だれもが持つ「マリリン・モンロー像」とは一味違う印象。そんなミシェル版マリリンには、人から愛されるヒントが隠されているように見えるのです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)