『大悟の忖度なき提言』(テレビ朝日系)は、“No忖度芸人”が相談者の悩みを解決。
MCを務めるお笑いコンビ・千鳥の大悟さんが、“同量の酒を注ぐ家電”をバッサリと切る場面が放送されました。
■忖度なしにズバッとアドバイス
「もっと売れたい」という相談者に、時代と逆行しながらも“No忖度”なスタイルでズバッとアドバイスを送る同番組。
忖度だらけの世の中で、大悟さんを筆頭に思ったことを率直に述べる芸人が大集結しました。
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■サンコーの部長が登場
「忖度なき提言を受けたい相談者」として登場したのは、「おもしろくて役に立つ」をモットーに様々なアイデアグッズを開発する家電メーカー・サンコー株式会社・商品企画部部長の山岸さん。
真夏に大流行して約100万個売れた「ネッククーラーSlim」や、約15万個売れた「おひとりさま用 超高速弁当箱炊飯器」などのヒット商品の陰に隠れて、全く売れない商品もあるのだそう。
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■全く売れない「マスターいつもの」
それは、設定したお酒の量を自動で出すことができる「マスターいつもの」。ボトルに取り付け可能な飲みすぎ防止の定量ディスペンサーで、かざすだけで決まった量のお酒が注げるという便利な商品です。
5Lのウイスキーボトルを買うと、ビンを傾けてお酒を注ぐの大変…なんてことも。そんなときにこの商品があれば、センサーが感知してビンを傾けることなく、一定量のお酒を入れることができるそう。
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■「何の旨みもない」と商品をバッサリ
しかし大悟さんは「お酒って入れてくれる人間によって強さとか弱さが変わるから楽しいねん」と切り出し、「そこで会話ができたりするのよ。お酒ってただ飲めば良いってもんじゃなくて、そういう人間と人間との絡みがあってのお酒やから、ここを機械的にするのは何の旨みもない」と商品をバッサリ。
この大悟さんの“忖度なき提言”に、パンサーの向井慧さんが「もうちょいオブラートください」と焦り。すると、大悟さんは「芸人には向いてないかも」とフォローを入れつつも、「これ以上酔わさないようにするかとかを覚えていくってのも大事なことやから」と語りました。
「マスターいつもの」は、お酒がこぼれる心配がないのはもちろんのこと、飲みすぎ防止にも繋がるといいます。大悟さんには刺さりませんでしたが、使う人によっては便利な商品のようです。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)