年代や方言、立場や流行なども関係し、日本語には様々な一人称が存在します。
そのなかには、賛否分かれるものも…。ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんも、以前番組で女性の一人称について言及し共感の声を集めました。
■自分のことを「名前」で呼ぶ女性
注目を集めたのは、2018年7月放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)での一幕。
この日の放送では、番組のカメラが高嶋さんがプロデュースしているヴァイオリン・アンサンブル「12人のヴァイオリニスト」のメンバーとの食事会に密着。イタリアンレストランにて、高嶋さんたちはフルコースを堪能し、和やかな時間が流れます。
そのなかで、1人のメンバーが「かなも玉ねぎ取って」と発言。すると高嶋さんは「気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ」と注意します。
関連記事:Matt、「1番会いたかった人」 矢田亜希子と念願の対面を果たし大興奮
■子供を「ちゃん付け」する親も苦手
自分のことを名前で呼ぶ女性は「ムカッとくる」と話す高嶋さん。
その後の番組スタッフとの会話のなかで「自分の子供を『ちゃん』付けする人も好きじゃない。大学生とかにもなった(子供に)『うちの◯◯ちゃんが~』とかさ。気でも狂ってるのかなと」と打ち明けた場面も。
一連の高嶋さんのコメントには、視聴者からも「自分も苦手」「すっごくわかる」と共感する声が目立ちました。
関連記事:菅野美穂、高嶋ちさ子への子育て相談で落胆 「聞きたくなかった」
■約4割、一人称が名前の女性「苦手」
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「女性の一人称」に関する意識調査を行なったところ、全体で37.3%の人が「自分のことを名前で呼ぶ成人女性は、あまり良く思わない」と回答。
男性の26.5%に対して女性は47.9%と、同じ女性たちからはとくに不評のよう。
関連記事:女性がドン引きしてしまう“男性の一人称” マツコも「無理だわ…」
■高校生くらいまでならOK?
成人した女性が、自分のことを名前で呼ぶことについて、編集部が話を聞いた30代女性は「職場にそういう人がいたらちょっと…」としつつ、「高校のとき、おバカ系愛されキャラみたいな子がいて、自分のことを名前で呼んでいました。他でもやっていたかは不明ですが、高校生だったし、良いムードメーカー的な感じで彼女のことは大好きでした(笑)」と振り返っていました。
別の30代女性は、「親子ではありませんが、年の離れた弟のことを『○○ちゃん』と呼ぶクセが抜けず、父から注意された記憶が(苦笑)」とコメント。
プライベートでは自由ですが、公の場では「私」などとしたほうが適切かもしれません。
・合わせて読みたい→菅野美穂、高嶋ちさ子への子育て相談で落胆 「聞きたくなかった」
(文/fumumu編集部・衣笠 あい)