「男尊女卑」の概念を未だに持ち合わせる人が親族にいると、子育ての過程で何かしらの壁にはぶつかるもの。
しかし、子が産まれる前から「絶対に男の子を産んでね」とプレッシャーをかけられたとしたら…。
近日、イギリスの最大手子育てコミュニティ「Mumsnet」にて「姑からの『男の子』プレッシャーが辛い」という悩みが投稿され、その壮絶な日々が話題を呼んでいます。
■「きっと男の子だから」
投稿主の女性によると、彼女の姑は「男の孫を抱くことにご執心」なのだそう。
第1子として娘を出産する際も、性別がわかる前から男児用の服や靴をプレゼントしてきた他、「まだ性別がわかりませんから…」と断っても「きっと男の子だから! 私にはわかるのよ」と自信満々に話していたといいます。
投稿主は「わかるわけねえだろ!!」とイラつきつつも「本当に気が狂うかと思った」と当時のことを振り返っています。
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■男児だと信じて
第一子の性別が女の子だと判明した頃、姑は懲りずに「何かの間違いよ。きっと赤ちゃんは男の子」と自らを説得。娘が生まれ、そろそろ諦めるか…と安心していた所、なんと男児の服を勝手に着せるという行為もありました。
そして現在、姑は孫娘にも「ママはあなたのために弟を産むのよ」と会うたびに話しているとのこと。前回同様赤ちゃんの性別がまだわからないにも関わらず「絶対に男の子!」「生まれてくるのは男の子!」と張り切っているのです。
ここまで来るともはや怖い。
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■ここまでして男児を望む理由とは…
投稿主はコミュニティに「もうどうしたらいいかわからない。このままだと発狂してしまいそう」と思いの丈をつづりながら「こんな扱いをされるってことは、私のことも娘のことも姑にとってはどうでもいい存在なのだと思う。彼女の目には自分の息子と、その跡継ぎになる『男の子』しか映ってないんです」と悲痛な叫びを公開。
続いて「姑の行為は他人の目から見てもおかしいのでしょうか? 私が妊婦で精神不安定だから、余計なことを考えてしまうだけなのでしょうか」と問いかけました。
この投稿を受け、コミュニティユーザーからは「あなたは間違ってないよ」「姑がおかしい!」といった共感の声が続出。同時に「私の姑もそうだった。一種の投影行為なんだと思う」「姑は息子を育てた体験を男の子の孫で再現したいだけ」など、孫の性別に対する執着を分析する書き込みも見受けられました。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)