犯罪者のような目で見られ…悲痛な声も 「電車でのあの行動」に約6割が抵抗あり

電車内でのあの行動、コロナの影響もあり多くの人が抵抗を感じているようです。

電車
(Ztranger/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

電車では多くの人が混在するため、目立った行動をするのはなにかと目線が気になりがち。

コロナ禍3年が経過した昨今、多くの人が「あの行動」に抵抗を感じているようで…。


■約6割「電車で咳き込むことに抵抗あり」

fumumu編集部が全国の10代~60代男女800名を対象に「電車内での行動」について意識調査を行なったところ、全体で66.9%の人が「電車で咳き込むことに抵抗がある」と回答。

電車内での咳に抵抗がある人の割合

男女比で見ると、男性の65.9%に対し、女性が67.7%と、女性のほうがやや該当率が高いことが分かりました。


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■60代女性「途中の駅で降りたりすることも」

今回の調査で、男女ともに最も該当率が高かったのは60代。編集部では喘息持ちだという60代女性に話を聞いてみました。

「電車で咳き込むことに抵抗を感じます。もともと喘息持ちのため咳き込むことはあるのですが、コロナ禍になり余計に気にするようになりました。コロナ以前は、車内で咳き込む場合ハンカチで口元を抑えるようにしていました」。

「人がいっぱいいて緊張すると余計に止まらなくなるので、ひどい場合は途中の駅で降りたりすることもあります。たまに車内で咳をするとあからさまに嫌そうな顔をする人もいるため、電車に乗るときはできる限り混雑するような時間は避けるようにしています」と話していました。

別の20代男性は「咳き込むことはあります。車内で咳き込むのは若干気になりますが、我慢すると体に悪そうなので、したいときは控えめに咳込むようにしています」と回答。


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■「世の中には…」訴える声も

インターネット上では「コロナじゃないけど咳で電車乗るの抵抗あるなー、白い目で見られそう」「通勤電車のなかで咳したら明らかに避けられる」「コロナ禍入ってから咳出すのにものすごい抵抗出たよ」とつぶやく声も見られます。

なかには「電車で咳をする度に犯罪者のような目で見られる。コロナウイルスがあり嫌な目で見る気持ちは十分にわかります、けれど私は咳喘息があるから止められない。努力はしてるけど。世の中には喘息持ちの人がいること拡めてほしいです」と訴える声も見られました。

ご時世的に咳に敏感になるのは仕方がないことですが、持病が影響する人もいるのは事実。お互いに理解と思いやりを忘れないようにしたいものです。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年01月19日~2022年01月21日 調査対象:全国10代~60代男女800名

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