健康のことを考えれば、できるだけ階段を利用したほうがいいのかもしれません。
しかし疲れているなどの理由から、エレベーターやエスカレーターを利用する場合もあるでしょう。
■約6割、階段ではなく…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、できれば階段ではなくエスカレーターやエレベーターを使いたいと思ってしまうか、調査を実施しました。
その結果、「使いたいと思ってしまう」と答えた人は、全体で57.5%。
fumumu取材班は女性たちに、階段ではなくエスカレーターやエレベーターを利用した理由について話を聞きました。
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①キャリーケースを持っていた
「いつもは健康のことを考えて、できるだけ駅では階段を利用するようにしています。しかし旅行に行くのにキャリーケースを持っていたときには、エレベーターを使ってしまいました。
それほど大きなキャリーケースではなかったのですが、持ち上げて階段を上り下りするのが面倒に思えたんです。ただエレベーターを使ったのはそのときだけで、今でも階段を利用する生活は続けています」(20代・女性)
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②仕事が忙しくて疲れていた
「仕事が忙しい日々が続き、体がすっかりと疲れていました。帰宅時に階段を登る元気はなく、ホームに降りるのにエレベーターを利用していたんです。
ただ周囲にいる人は、私が疲れているかはわかりません。なかには、『まだ若いのに、エレベーターに頼って』と思われているかもしれないと、勝手に心配していました。
そこまで気にしてもエレベーターを使ってしまうくらいに、体が疲れていたのでしょうね」(20代・女性)
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③祖母と一緒だったときに
「久しぶりに祖母と会い、母と三人で出かけたんです。駅で私はなにも考えずに、階段を上がろうとしました。すると母が、『おばあちゃんがいるから』と言ってきたんです。
私にとっては階段を登るのは簡単なことかもしれませんが、高齢の祖母には大変なことでしょう。それに気がつかなかった私は、配慮が足りなかったと反省しました。
そして三人で、エレベーターを利用したんです」(20代・女性)
あまり無理はせずに、上手に使い分けたいものですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)