武井壮、回転寿司の迷惑動画に「ただの犯罪行為」　他人の寿司にワサビも

17日、朝の情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）に、タレントの武井壮さんが出演。

回転寿司で他人が注文した寿司にいたずらをする動画が拡散されている問題に、苦言を呈して注目を集めています。

■はま寿司で悪質な迷惑行為か

番組では、大手回転寿司チェーン「はま寿司」で撮影されたとみられる、悪質な迷惑行為の動画を紹介。

当該の動画には、「注文品」という台に載った寿司がレーンを流れている状態にまま、2つのうち1つを箸でとって食べてしまう人物が写っており、「おいしそうだったので食べちゃいました」「＃人の注文」という文言も。

また別の動画には、レーンを流れる寿司にワサビを乗せる迷惑行為も見られ、「回転寿司」というサービスの信用を揺るがしかねない動画に怒りの声があがっています。

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■「偽計業務妨害罪」が成立する可能性

「他人の寿司を食べる」動画を投稿した人物は、同番組の取材に対し「自分たちで注文したおすしを他人のおすしのように食べる動画を載せました」と釈明。

しかし、そういった主張を証明すること無く、連絡がとれない状況になったとのことです。仮に主張の通りだったとしても、「回っている寿司は安全」という店の信用を損なう行為は「偽計業務妨害罪」が成立する可能性も。はま寿司側は「到底容認できるものではありません」として警察に相談していることも明らかにしています。

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■「面白いと思ってる人」が信じられない

日本の食文化として定着した回転寿司の「食の安全性」という概念を覆しかねない、今回の迷惑動画。

武井壮さんも、「またこういう行為をおもしろいでしょうって人に見せようとしている行為自体が、もうちょっとこうリテラシーとかモラルとかとかけ離れてしまっていて…」と困惑。

過去にバカッターなどが話題になった経緯もありながらそれが「悪いこと」だと浸透していない事実に驚きを隠せず、「こんなことが面白いと思ってる人がいるのがもう信じられない」と、首を傾げています。

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■「回転ずしの文化が廃れる」心配も

続けて武井さんは「言ったら犯罪行為に近い、犯罪行為とも認定できるような行為なので」とバッサリ切り捨て、「こういったことを載せようとか面白いねって思う前に、これが誰々の迷惑にならないのか、誰かのお仕事を邪魔しないのか、本当に社会的な迷惑行為にならないのかってことをいったん考えるべきじゃないかなと思います」と呼びかけ。

国際ジャーナリストの立岩陽一郎さんも、「是非お店にはね、かなり厳しい対応をしてほしいと思う。周りの人がね『そこまで厳しいことしなくていいんじゃない？』というくらいの厳しい対応を取らないと回転ずしの文化が廃れますよ」と怒りの声をあげています。

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（文／fumumu編集部・星子）

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