嫌味ばかり言うのはなぜ？　ネチネチと嫌味を繰り返す人の深層心理

「自分の自信のなさを隠すために、遠回しに嫌味を言う人も多いと思います。真正面から相手と対峙する自信があれば、言いたいことはハッキリ言うじゃないですか。

それができないから、相手に攻撃されない安全圏からネチネチ言いたいんですよね。嫌味っぽい人に反論すると『そんなつもりなかった』『冗談じゃん〜』と、流されることもあるけど…。

あれは、言い合いができるほどの自信はないから、笑ってなかったことにしたいんだと思いますよ。弱い人だなーと思うと、相手へのイライラも収まるんじゃないでしょうか」（30代・女性）

「職場の後輩に、嫌味を言ってしまった経験があります。後輩はなにも悪くないので、今思い返しても自分が恥ずかしい！

仕事ができる子が入ってきて、自分の居場所がなくなると思ってしまったんですよね。『相手に非はないけど、ポジションを守るために嫌味を言ってしまう』という人は多いんじゃないでしょうか。

自分の弱さが原因なので、相手に嫌味を言っても解決しないけど…。それでも、居場所を奪われる怖さで相手を攻撃してしまうんだと思います」（20代・女性）

「自分の発言が嫌味っぽいことに、まったく気づいていない人も多いと思いますよ。

他人の揚げ足を取ることが癖だったり、そもそもデリカシーがない性格をしていると、自分では普通だと思っている発言が失礼になったりするから。

そういう相手には、自分の言葉で相手が傷ついていると自覚してもらうしかないんですよね。『それは傷つきますよー』『失礼なこと言いますね！（笑）』と、サラッと伝えるのもありだと思います」（30代・女性）