アプ活で出会ったイケメンと念願の再会 彼が放った“ひとこと”に期待はマシマシ
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
強制的1000円ランチをされ、どうしたらモテるかと質問攻め、挙げ句の果てには日比谷線のホームで叫ばれた「より人間に近い蛇」、もうイヤだ…。
こんな人じゃなく、あのイケメン…6割妻夫木聡くんがいい…。LINEはどうしたら来るようになるのだろう。そればかり考えていました。
すると、待ったもん勝ち? 女は追うなというのは本当か? ついに、彼からLINEが…。
■「彼を追わす方法」検索の日々
何日経っても、6割妻夫木聡くんからは連絡が来ませんでした。あんなに楽しかったのに、脈あると思ったのに…。はぁ〜。ため息が出る。やっぱり彼、モテるのかな? 真の遊び人は追わないって言うしなぁ。私は、また気がついたらネットで検索していました。
「遊び人の彼を追わす方法」「選ばれるいい女になるには」。YouTubeにまで手を出し「これで男はあなたに夢中になる」系の動画を検索。恋愛アドバイザーって、たくさんいるんだなぁと思いながら、漁る日々。
どうした? 余裕がなくなってる私。6割妻夫木聡くんに執着してしまうのが怖い。このままじゃいけないと、オーソドックスアプリを開きました。前回の「より人間に近い蛇」がワースト3に入り、トラウマとなったため、注意をして探すことに。マッチングアプリのプロフィール写真がボヤけている人は絶対にやめよう。これは教訓だ。
そしてすぐにマッチング。例の「可もなく不可もなく」な男性ですが、彼らはメッセージが礼儀正しいので好感はもてます。
6割妻夫木聡くんにハマりすぎてしまわないように、精神的バランスを取るため、すぐに会う日程を決めました。
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■待ちに待った彼からのLINE
しかし本当に、可もなく不可もなく男は、いつも記憶がない。また、同じコース。新宿、渋谷付近で待ち合わせし、ランチはもう何回もアプリデートで使っているお店、1時間半程度の会話。しかも、今回は、いつもに増して記憶がありません。なぜなら…来たからです。このランチ中に!
会話が弾まなくなってきたときでした。チラッとスマホを見ると「6割妻夫木聡」くんからのLINEが来ているのが目に入りました。
キターーーー!!!
あっ! でも! すぐ開いちゃダメだ。あなたのLINEずっと待ってました感がすごい出ちゃう。呼吸を整えないと、目の前の可もなく不可もなく男にも悪いし。でも、早く読みたい。
「すみません、ちょっとお手洗いに…」 スマホを持ち、お手洗いに駆け込みました。ドキドキしながら、LINEを既読をつけずに見ると…「まぽちゃん」。それだけ。
これだけ? これは…何て返したらいいかわからないけど、LINEが来たと言うのは事実。ネットにある「男を追わせる方法」は正しかった。やっぱり連絡はしない方がいいんだ! めちゃくちゃ浮かれてしまいました。とりあえず、返信は遅くしよう、席に戻ろう。
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■「どうしたの?」の返事は…
戻ってからは、妙にテンションが上がってしまいウキウキ。頭の中は、何て返信しようかでいっぱい。そして、可もなく不可もなく男の会話も、ちょっとしたことで大笑いしたり、楽しくなってしまいました。本当に私は単純です。そして「ある程度話したしいいか」と解散。
帰り道、結局すぐに返信したくなってしまい、返したのは「どうしたの?」これだけ。まぽちゃん、とだけ来て、こう返すしかありませんでした。すると、家に着く頃には、返信がありました。
「ねむい」 これだけ。またこれだけ? ねむいって言われても…。これも返信しづらいし、なんだか程度が低いな…と思いましたが、この時は、とにかくLINEが来たことに祝杯を上げていたため「わかる。」と返信しました。なんだこの無意味なLINE。でも、付き合っているみたい♡ しかし、そこから、彼からのLINEは止まってしまいました。
あれ、もう終わり? 探りを入れてきただけなのだろうか。意外とプライドがあって自分からは誘えないとか? ぐるぐるぐるぐる考えてしまい、次の日もLINEをしょっちゅう見るようになってしまいました。
あ、そういえば、昨日の可もなく不可もなく男への御礼のメールを忘れていたことに気づきました。いつも必ずどんな人でも御礼はするのに。舞い上がりすぎてる。
御礼をすると、向こうからも「こちらこそありがとうございました」と返信。なんだか、何も集中できなくて申し訳なかったなと、罪悪感が少しあったため、「私、だいぶこじらせていますので、すみません」と、言わなくていいことを送ってしまいました。すると「まほさんは、いい女ですよ! 大丈夫! 自信もって!」。
なんか…違うんだよなぁ。こんなこと言われて気分良くなる女の人いないのに…。私も余計なことを送ったのに、相手の返しにダメ出しをしている自分。マッチングアプリをやりすぎると恐ろしいくらい相手に対して厳しくなっていくのを感じていました。
■確実にハマっている
この3日後、私は、部屋で嬉しくて飛び跳ねるのです。なんと、止まったと思っていた6割妻夫木聡くんから、LINEがきました。しかも、その内容は「今度の土曜日、そっちに行くよ」。
やっとお誘い!? 乗り越えた!! ガツガツしてはいけない。大成功。誘ってきた、また会える! 嬉しすぎて、飛び跳ねましたが、LINEでは冷静を装いました。「そうなんだ」と返信。
すると、私の家の近くで大会があるというのです。彼は、あるプロと前回書きましたが、それは麻雀のプロでした。しかも、私の家から歩いて2分のところで開催されるなんて、運命だと思いました。「それ、偶然だね!」とだけ返し、会おうとは自分からは言わないでいると…「会える?」
はい、きた!! またまた、自分からは誘わないという恋愛アドバイザー通りのこと実践し、成功。本当に我慢してよかった。私は「いいよ!」と軽く返信。楽しみすぎる。
私は会う日まで誰とのデートも入れませんでした。もう、だいぶハマってしまっています。
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