ひろゆき氏“嫌いな男性ランキング”に苦言 「子供を選択肢に入れるべきではない」
週刊誌が報じた「嫌いな男性ランキング」に14歳のYouTuberの名前がランクイン。
2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(以下、ひろゆき)さんが28日に、自身のツイッターを更新。
週刊誌が報じた「嫌いな男性ランキング」について苦言を呈しました。
■4位にランクインしたのは…
27日、一部週刊誌が毎年恒例の企画「男性が選ぶ嫌いな男性ランキング」を発表。
30歳から49歳までの男性500人にアンケートを実施した結果ですが、前回は圏外だったひろゆきさんが6位に。また、「不登校YouTuber」としてお馴染みの現在14歳のゆたぼんが4位にランクインされています。
この発表に、ひろゆきさんは「嫌いな大人を決めるのは好きにやればいいと思います」と書き出し、「ただ、子供を選択肢に入れるべきではないと思います。 子供の問題行動は、その親や環境が原因の事が多いです」と指摘。
つづけて「無職の親が子供を利用して金稼ぎをしてるのであれば、嫌われるべきはその親です。子供は被害者です」と思いを綴りました。
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■2021年にも「子供は被害者」と発信
ゆたぼんの父で心理カウンセラーの中村幸也氏を非難しているようも見受けられるツイートですが、じつは数年前からゆたぼんの“不登校”と”親”について指摘しています。
2021年4月には、ゆたぼんがYouTubeで、入学した中学校も「中学校に行く気はありませーん!」と不登校を貫くことを宣言。「学校に行かせる義務じゃなくて、教育を受けさせる義務やからな! 教育は学校に行くことだけじゃないから。おれみたいにホームスクーリングとかフリースクールでもええん」と主張。
これについて、ひろゆきさんは「登校が嫌なら通信制の中学校で教育を受けることは可能。子供に教育を受けさせる義務を放棄してる親には罰則が必要だと思います」「教育の機会を捨てるのを是とする考えを広めるのは社会的に良くないしアホの再生産になります。子供は被害者なので責めるべきではないです」とゆたぼん自身を擁護しつつ、親の責任について言及しました。
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■11月のYouTubeライブでは…
また、11月にYouTubeライブを実施した際、視聴者からゆたぼんについて聞かれたひろゆきさんは、「『学校に行かなくてもいいんだ』って思ってしまう子どもが増えて、結果として頭の悪い子が社会に増えてしまうことが悪いと思ってる」「ゆたぼんさんが悪いというより、ゆたぼんさんが引き起こしてることによって、頭の悪い子どもという“被害者”が生まれることがよくない」と持論を展開。
「学校行かなくても成功した人が、ある程度の人数いるのは事実」としながらも、「世の中って、偏差値50以下の人が50%いるので、その子たちがなんとか社会で暮らせるようにするために教育制度っていうのが税金で運営されてるんですよ。なので、頭の悪い子が『学校に行かないほうがいいよね』って思い込んだり、親がそう思ってしまうのがよくない」と訴えました。
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■「笑った」とツッコミも
今回のひろゆきさんのツイートには「ほんとにそう、子どもの性格や思考を形成するのは周りの環境次第だと思う」「ごもっとも 子供の人権は絶対大事」「問題発言をしていてもまだ子供なので、大人と並べて嫌われランキングに載せるのはどうかと思う」と、ひろゆきさんに同意するコメントが多く寄せられました。
そのほか、自身のランクインについては触れていないひろゆきさんに対して「いや、ひろゆきランクインしとるんかーい」「ひろゆきさん入ってて笑った」「ランクインしてるひろゆき なおさら好き」とツッコみコメントも見られます。
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(文/fumumu編集部・冬野 とまと)