毎日のように新しい商品が発表され、そのたびにテレビで多くのCMが放送されています。
商品やサービスに今まで関心がなかったのに、CMに好きな芸能人が起用されているから、商品を購入した経験がある人も多いのではないでしょうか。
■今まで使わなかった商品も
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「CMについて」の調査を実施しました。
「好きな芸能人がCMをしている商品を購入したことがある」と答えた人は24.0%で、一定数いるようです。
さらに性別・年代別では、すべての年代で男性よりも女性が多い割合になっています。
嵐の二宮和也を応援している女性は、売り上げに大きな貢献をしているようです。
「サラダ油は日清オイリオにして家でお酒を飲むときには『麦とホップ』ばかり。今まで使ったことのなかった『サロンパス』まで買って、ものすごく影響されていますね」(30代・女性)
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■憧れの女性芸能人に近づきたい
女性は男性よりも、同性に憧れを抱くことが多いもの。そんな気持ちを刺激するために、化粧品のCMには女性からの好感度が高いタレントが起用されています。
「長谷川潤さんがきれいで好きってだけの理由で、『MAQuillAGE』を使うようになりました。
元が違うから同じものを使ってもなれないのはわかってはいるけど、少しでも近づけたらいいですよね」(20代・女性)
「AKB48にいる頃からこじはるが好きだったので、『TSUBAKI』のCMに出てたときはずっと使っていました。
本人はもっといいものも使っていそうな気もするけど、やっぱりCMの影響は大きいですね」(20代・女性)
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■モテを意識すると…
恋愛体質だと回答した20代女性の半数以上がCMに影響されて購入していることがわかります。
モテを意識すると、CMでおしゃれに輝いている女性までも意識してしまうのかもしれません。
「自分が好きっていうよりも、好意を寄せている男性が好きな芸能人に寄せようとします。髪型から始まって、メイクやファッションまで。CMにも当然、意識がいきますね」(20代・女性)
スキャンダルを起こせば商品イメージも下がってしまうなど、芸能人の起用はリスクもあります。それでも企業が望むのは、それだけの効果があるのでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)