会社で仕事をするには、お互いの協力が欠かせません。しかし協力するどころか、足を引っ張る人がいるのも事実です。
自分が入った会社にそのような人がいれば、精神的な負担は避けられないのがつらいところでしょう。
■辞めさせた経験がある人はわずかだが…
fumumu編集部では全国20〜60代会社員・公務員の男女564名を対象に、自分のせいで会社を辞めた人がいるか、調査を実施しました。
「辞めた人がいる」と答えた人は、全体で11.2%。辞めさせるような人が少ないのは、安心できる結果に見えますが…。
「辞めさせるような人は、自分で気づかないのでは?」(20代・女性)
fumumu取材班は女性3名に、自分の会社にいる他の社員を辞めさせる人について聞きました。
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①あら捜しがライフワーク
「人のあらを探すのがライフワークのような先輩のせいで、新しい人はすぐに辞めていってしまいます。
自分が教える担当でなくても、終わったものをチェックして『ここ、もっとやりやすい方法あるから』とか押し付けてきて…。
一緒にいてもストレスが溜まるだけなので、辞める人は正しいと思います。私もかなり我慢してきたけど、もう限界なので辞めるつもりです」(20代・女性)
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②体育会系の悪いところだけ凝縮
「うちの上司は、体育会系の悪い部分だけを凝縮したような人。自分の言うことは絶対って考えだから、周囲は思っていることを言える環境ではありません。
しかも『週刊誌買ってきて』とか、プライベートのパシリを男性社員にさせるんです。学生時代でも見てていい光景じゃないのに、大人になってもこんなことする人がいるのだなとあきれています。
しかも体育会系のいい部分である、面倒見のよさや男気は一切なし。辞める人に対しては『あいつ、根性ないよな』って言って、自分が悪いとはこれっぽっちも思っていないようです」(20代・女性)
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③静かなタイプのパワハラ
「パワハラといえば、声を荒げて怒るイメージがあるじゃないですか? うちの上司は静かだけど、チクチク刺さることを言うタイプ。普段はおとなしく、なにを考えているかわからないような感じ。
でもそこで自分の気に入らないことがあると小さな声で、『それでいいと思っているの?』などグチグチと詰めてくる。精神的な負担は、大声で怒鳴るタイプよりも大きいと思う。
うちの部署に居座る人が少ないのは上司のせいだから、本当になんとかして欲しい」(20代・女性)
せっかく一緒に仕事をするのだから、お互いに気持ちよくいたいもの。しかし社内の雰囲気を悪くする人は、そんなことは頭にないのでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)