約10人に1人がクリスマスに「食べたいと思うもの」に複雑 私のことも考えて…
みんなが「クリスマスの夕飯に食べたいもの」を調査! お互いに無理のない過ごしかたを考えることも大切です。
2022年のクリスマスは日曜日。家族や友人、大切な人と過ごす予定がある人も多いはず。
日本ではフライドチキンやローストビーフなどが定番化しつつありますが、クリスマスに「何が食べたいか」に加えて、お互いの負担も考慮した上で、過ごしかたを考えたいもの。
■クリスマスの晩餐は何が食べたい?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女922名を対象に「クリスマスに食べたいと思うもの」について調査したところ、以下のような結果に。
《クリスマスに食べたいと思うもの》
・フライドチキンなどの鶏肉料理(49.9%)
・ローストビーフ(15.8%)
・ピザ(11.6%)
・寿司(11.5%)
・大切な人や家族の手料理(11.2%)
※全国10代~60代の男女922名を対象に調査
フライドチキンなどの鶏肉料理が圧倒的な人気を誇る一方で、クリスマスでも「お寿司が食べたい!」人が一定数いるなど、興味深い結果に。
■気合を入れて仕込む人も
そして、「大切な人や家族の手料理」と答えた人も少なくありませんでした。
インターネット上ではクリスマスが近づくと、料理初心者でも作ることのできる鶏肉料理やローストビーフなどのレシピが多数紹介されるほか、ケーキや肉料理などを気合いを入れて仕込む料理好きユーザーたちの投稿は、グッとクリスマスムードを盛り上げます。
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■なかには「負担」に感じる人もいる
しかし当然ながら、なかには“作るのが当たり前”という風潮を、負担に感じている人も。いまだ「炊事は女性がやるもの」という風潮が根強く残る日本ですが、現代では共働き家庭も増え、家事や炊事なども夫婦やパートナー間で分担する時代に。
SNS上にも「クリスマスケーキ作ってみたら? って義母に言われたんだけど、歯止めのきかない2歳児と置くと泣く赤子いて5歳と6歳のあーでもないこーでもない喧嘩を止めながらケーキ手作りできると思うのか?」「毎年、半日かけて料理を作ってた。クリスマスなんて全然楽しくなかったな、料理が大変な思い出だけだった」といった声も。
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■“思いやり”こそ最高のプレゼント
編集部が話を聞いた50代女性は、「義実家が手料理にこだわる家柄で、嫁いだ当初は大変でした。クリスマスも、近所のスーパーでローストチキンを買おうと話したら、夫は『鶏肉を買って家で焼けば良いじゃないか』と」。
「私は兼業主婦で、同じように仕事で疲れているのに、休日ゆっくり寝ている夫のそばで私だけ仕込み作業です。でもあるとき、夫にガンが見つかり手術を受けたことを堺に丸くなり、『クリスマスも正月もゆっくりしよう』と言ってくれるようになりました。料理は嫌いではないので無理のない範囲で作っていますが、その思いやりが何よりうれしかったですね」。
料理が好きで張り切って作りたい人もいれば、状況によっては大きな負担になってしまう場合も。「それくらい作るのが当たり前」と押し付けるのではなく、家族やパートナー間でお互いのことを思いやり、無理のない過ごしかたを考えたいですね。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)